名誉市民 會津八一
最終更新日:2022年9月27日
會津八一(あいづ やいち)
明治14年に新潟市に生まれ、早稲田大学名誉教授、、東洋美術史学者であるとともに、書家、歌人としても活躍し、秋艸道人(しゅうそうどうじん)または渾斎(こんさい)という号で多くの書を書き、歌を詠むなど多方面に大きな足跡を残しました。また、郷土の文化振興に力を尽くした功績により、昭和26年に新潟市の名誉市民となっています。
晩年新潟で暮らした10年あまりは、書に没頭した日々であった。
「獨往(どくおう)」
「他人にたよらず自分の力で歩みを進める」こと。歌も書道も全て独学。どの団体・集団にも属すことのなかった八一の生き方を偲ばせる。
「かすみたつ はまのまさごを ふみさくみ かゆきかくゆき おもひぞわがする」八一が東京で過ごしていた、45歳の頃に詠んだと思われる。慕郷の感情を持ち続けたと言われる八一が、新潟の浜で過ごした日々を懐かしんで詠んだのだろう。
※作品は新潟市會津八一記念館所蔵
ビデオ「會津八一・歌と書の世界」貸し出しのご案内
新潟市の名誉市民である會津八一の足跡をたどる紹介ビデオを貸し出しています。
八一にふんした仲代達矢さんが新潟・奈良などでロケし、八一の生涯を歌と書でたどる内容となっています。
ビデオは、60分バージョンと30分バージョン(60分のダイジェスト版)の2種類があります。
郷土の優れた歌人・書家である會津八一の生涯にふれてみませんか。
貸出場所
文化政策課(新潟市役所ふるまち庁舎5階)
貸出期間
1週間程度
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