江南区見守りシール交付事業(どこシル伝言板)
最終更新日:2023年12月1日
江南区見守りシール交付事業とは
認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、徘徊する危険性が高い認知症高齢者等に「見守りシール」を交付し、徘徊時の早期発見、早期帰宅を支援する事業です。
見守りシールとは、QRコードが付いたシールのことで、日頃、認知症高齢者等の衣服や持ち物に貼り付けておいていただき、徘徊で行方不明になった際には、発見者がこのQRコードをスマートフォン等で読み取ると、インターネット上の伝言板を介してご家族と連絡を取ることができるようになるものです。
見守りシール交付事業 制度案内チラシ(PDF:1,943KB)
見守りシール交付事業 シール案内チラシ(PDF:1,015KB)
※シールのサイズは、2.5 × 5.0 cmです。
※「徘徊」とは一般的に”目的もなくうろうろと歩きまわること”と説明されますが、認知症の方は目的があって外出することがほとんどです。しかし、適切な言い換え表現がないことから、本件では「徘徊」と記載しています。
※本事業は、東邦ホールディングス株式会社が提供する『どこシル伝言板』を用い、江南区にお住まいの方を対象に実施する事業です。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
対象者
新潟市江南区に住所を有し、在宅で生活する徘徊高齢者等で、次の各号のいずれかに該当する方
(1) 65歳以上の方
(2) 40歳以上の者で初老期における認知症等と診断された方
申請者
対象者と同居または同様の状況にあり、対象者を常時介護している方。
※対象者の状況によっては、家族以外の方が申請者になることも可能です。
申請に必要なもの
(1) 江南区見守りシール交付事業利用申請書
(2) どこシル伝言板登録シート
(3) 申請者の本人確認資料(運転免許証など)
(4) 対象者の確認資料(対象者の介護保険被保険者証又は医療保険被保険者証)
※(1)(2)については、江南区役所健康福祉課高齢介護担当窓口(11番窓口)に準備しています。
利用の流れ
<事前準備>
(1) 江南区健康福祉課高齢介護担当窓口(11番窓口)にて、申請を行います。
(2) 利用が決定した場合、1人当たり見守りシール40枚(耐洗・熱圧着ラベル30枚、蓄光シール10枚)を交付します。
(3) 対象者の衣服や杖・カバン等の所持品に見守りシールを貼付します。
<対象者の行方不明事案が発生した場合>
(1) 発見者が、対象者を保護します。
(2) 発見者が、対象者の見守りシールに付いているQRコードをスマートフォン等で読み取ります。
(3) 発見者のスマートフォン等には、対象者の「既往歴」や「保護時に注意すべきこと」等の対応時に役立つ情報が表示されます。
(4) 発見者がQRコードを読み取ると同時に、事前登録したご家族等のメールアドレスに、QRコードが読み取られた旨の通知メールが送信されます。
(5) 発見者が、(3)の画面上に、現在地や健康状態等の安否情報を入力します。
(6) (5)と同時に、ご家族等には発見メールが送信され、以降、伝言板上で発見者とご家族のやり取りが出来るようになります。
(7) やり取りの結果、ご家族等が対象者を迎えに来て、無事、帰宅します。
認知症の方への接し方
対応の心得
驚かせない、★急がせない、★自尊心を傷つけない
対応のポイント:きちんと声を掛け、足を止めていただき、安全を確保することです
(1) 対象者から見える位置で顔を見ながら、1人が声を掛けてください。
(2) 全身の状態に目を配り、ケガ等がないか確認してください。
(3) 質問をいくつも重ねないようにしてください。
(4) きちんと声を掛けてから見守りシールを読み取ってください。
(5) 一人での対応が難しい時は、周りの人に協力をお願いしてください。
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