にいがた共育通信 令和5年度 第113号
最終更新日:2023年7月31日
【夏休み特集】子どもの読書活動の推進
各学校で夏休みが始まりました。夏休みはじっくりと読書ができる絶好の機会でもあります。
そこで今回は、新潟市が行っている児童生徒向けの読書推進の取組について紹介します。
市立学校の全児童生徒が「にいがた市電子図書館」を利用できるようになりました
新潟市立図書館では令和4年3月に「にいがた市電子図書館」(https://web.d-library.jp/niigatalib/)(外部サイト)がオープンし、約3,000点の電子書籍がパソコンやタブレット、スマートフォン等で閲覧できるようになりました。
このたび、子どもたちのICT端末での学習および読書環境のさらなる充実を図るため、すべての市立学校の児童生徒と教職員に対し「にいがた市電子図書館」の利用者IDとパスワードを配付しました。
市立の学校を卒業するまでの間、新潟市立図書館の貸出カードがなくても、いつでも電子書籍を読むことができます。
「にいがた市電子図書館」でできること
- 一度に3冊まで、2週間借りられます。
- 返却日が来ると自動的に返却されます。
- 文字の拡大や読み上げ機能があります。
- 予約せずに何人でも借りられる「読み放題」の資料があります。
読書のほか、授業での調べもの学習等にも利用できます。
夏休みの宿題や自由研究等にもぜひ役立ててください。
利用方法
子どもの読書活動の推進に向けた取組
「第三次新潟市子ども読書活動推進計画」シンボルマーク デザイン:黒井健さん(こどもとしょかん名誉館長/新潟市出身)
新潟市では、豊かな「子どもの読書環境」づくりのために「子ども読書活動推進計画」を策定し、「家庭」「園」「学校」「地域」の4つの場面で様々な取組を行っています。
新潟市子ども読書活動推進計画とは(外部サイト)
学齢期は、子どもが生涯にわたる読書週間を身に付ける大切な時期であり、学校は子どもの読書活動を推進する最も重要な場所です。平成29、30年改訂の学習指導要領では、学習の基盤となる言語能力を育成するため、読書活動を充実させることが示されています。
学校図書館支援センター
新潟市では学校図書館の活動の充実を図るため、学校図書館支援センターを設置しています。
にいがたしの図書館>学校図書館支援センターご案内(外部サイト)
令和5年度取組の重点
「GIGAスクール」時代の情報活用能力の育成を支える学校図書館
「GIGAスクール」時代の学校図書館は、子どもたちが主体的・対話的に考え、それを深め広げるためのインプットの拠点となることを目指します。
そのため、学校図書館支援センターはデジタル社会に対応した読書環境の整備への協力や情報活用能力育成の計画作成への取組など、支援内容の工夫や情報発信に努めています。
電子と紙の関係
インターネットや電子書籍などのデジタル媒体を使った情報収集、本や新聞などの紙媒体を使った情報収集ともにメリットデメリットがあります。これらをうまく組み合わせ、必要な情報を的確に収集し活用する能力、いわゆる「情報活用能力」が求められています。
電子と紙の両方を備えた学校図書館を活用することで、子どもたちは探究活動に必要な情報を主体的・効率的に集められます。
お問い合わせ先
中央図書館 新潟市学校図書館支援センター
〒950-0084 新潟市中央区明石2丁目1-10
TEL:025‐246-7700
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