新潟市の一貫した教育
「就学前から義務教育修了までの一貫した教育」
教育は、将来の社会的自立に至る長期的な視野のもとで行うことが重要であるという視点に立ち、幼児教育から中学校教育までの教育の連続性を高めます。各校種間において、子どもの良さを共有し、認め、伸ばしていくことで自己肯定感を育てます。
幼児教育・保育施設と小学校との連携を充実させることで、子どもがそれまでの学びを活かし、かかわる力や主体性を発揮させながら学びに向かう姿勢を育みます。また、各中学校区において、学校課題や地域特性、教育環境を踏まえた小中一貫した教育を推進することで、各小中学校の教育活動を一層充実させます。
「就学前から義務教育修了までの一貫した教育」 取組のイメージ
1 幼保こ小連携・接続
本市では、平成27年度より「新潟市一貫教育推進協議会」を設置し、新潟市共通アプローチ・カリキュラムと新潟市共通スタートカリキュラムの策定・周知を通して、幼児教育と小学校教育の連携・接続を推進してきました。新潟市共通アプローチ・カリキュラムは、令和2年9月から、公立私立を問わず全ての幼稚園、保育所、認定こども園等で実践することを目指しています。また、新潟市共通スタートカリキュラムは、令和3年4月から、全ての市立小学校で実践することを目指しています。二つのカリキュラムに沿った一貫した取組を全市で行うことにより、子どもが、どの園からどの小学校に入学しても、園での遊びや生活を通した学びと育ちを基礎として、主体的に自己を発揮しながら学びに向かうことができるようにしていきます。
※新潟市共通アプローチ・カリキュラムと新潟市共通スタートカリキュラムを併せて「新潟市共通幼小接続期カリキュラム」と呼称しています。
※新潟市教育委員会では、令和元年度より、幼稚園、保育所、認定こども園、小学校をまとめて記す場合、略称として「幼保こ小」の略称を用いています。
取組の詳細(教育・保育関係者向け)については、下のバナー(リンク)からご覧ください。
2 新潟市の小中一貫した教育
平成27年度より「新潟市一貫教育推進協議会」を設置し、新潟市の小中一貫した教育の推進を開始しました。平成28年度より4中学校区、さらに平成29年度より4中学校区、計8つのパイロット中学校区で先行実施を行ってきました。令和元年度までの4年間に渡る実践・検証により、「新潟市の小中一貫した教育」の骨子が固まりました。今後、全中学校区で「目指す子どもの姿」が設定され、全市展開が開始します。
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