新潟市の小中一貫した教育

○中学校区を単位とした小中学校間において、子どもたちの学習や学校生活への適応に関する課題の解消を図ります。子どもたちの良さを共有し、褒めたり励ましたりする機会を増やすことで、子どもたちの自己肯定感を高め、各小中学校の教育活動を充実させます。

○「目指す子どもの姿」を設定することにより、小中一貫した教育の柱をつくります。そして「共通プログラム」である「9年間を見通した生活科・総合的な学習の時間」と「9年間を見通した学習の仕方」に取り組むことにより、「目指す子どもの姿」の達成を図り、各小中学校の教育活動の接続を進めます。さらに、これまで実践してきた小中合同の教育活動などは「独自プログラム」として継続し、できる活動は「目指す子どもの姿」の達成を図る教育活動として実践を進めます。
　

※従来の 「中学校区ごとの小中一貫教育推進委員会」については、必要に応じて開催するものとします。コミュニティ・スクールの「中学校区学校運営協議会合同会」に含めての開催も考えられます。

　今後、全中学校区で「目指す子どもの姿」が設定され、この取組が全市展開される予定です。順次、「共通プログラム」「独自プログラム」に着手し、令和6年度までには、全中学校区で両プログラムの実践がなされるスケジュールとなっています。

　特に書式の指定はしていませんが、各中学校区で取り組む際の参考にしてください。

　各パイロット中学校区の実践資料には、「目指す子どもの姿」や「共通プログラム」の設定の仕方や、工夫についての記述もあります。取組の参考にしてください。また、パイロット中学校区からいただいた「成果と課題」をまとめた資料も掲載しました。