SIDS(乳幼児突然死症候群)とは?

最終更新日:2017年4月1日

「元気ですくすく育っていた赤ちゃんが、眠っている間に突然死亡してしまう」これが乳幼児突然死症候群(SIDS)です。
厚生労働省の研究によると、日本では、赤ちゃんの6,000~7,000人に1人の割合で起こるといわれ、生後2か月から6か月に多く、まれに1歳以上でも発症するこ とがあります。

SIDSを防ぐためには

「あおむけ寝」で育てましょう

「うつぶせ寝の方がSIDSの危険性が高まる」という研究結果がでています。医学上の理由で必要なとき以外はあおむけに寝かせ、窒息や誤飲、ケガなどの事故を未然に防ぎましょう。

「たばこ」は絶対にやめましょう

両親が喫煙する場合にSIDSの発症率が高くなるというデータがあります。妊婦さん自身の禁煙はもちろん、赤ちゃんのそばでは絶対禁煙です。身近な人にも禁煙をお願いしましょう。

できるだけ「母乳」で育てましょう

「母乳で育てられた乳児はSIDSの危険性が低い」といわれています。人工乳が直接SIDSを引き起こすことはありませんが、できる限り母乳で育てることをおすすめします。

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