離乳食や幼児食アドバイス

最終更新日:2023年12月8日

離乳食について

離乳食はいつから開始したら良いの?

生後5~6か月ごろが適していますが、乳幼児の発育及び発達には個人差があるので月齢はあくまで目安です。
発達の目安としては「首のすわりがしっかりして寝返りができる」「5秒以上座れる」「スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる」「食べ物に興味を示す」などがあげられます。子どもの様子に合わせて、焦らず進めていきましょう。

離乳食はどのくらいの量をあげたら良いの?

離乳食の量の過不足は、母子健康手帳などに記載されている身体発育曲線のグラフに体重や身長を記入して発育曲線のカーブに沿っているかどうかを参考にしましょう。からだの大きさや発育には個人差があります。体重が増えない、急激な体重増加が見られた等があれば、かかりつけ医に相談しましょう。

離乳食1回あたりの目安量
食材

離乳食初期
生後5~6か月

離乳食中期
生後7~8か月

離乳食後期
生後9~11か月

離乳食完了期
生後12~18か月

穀類(g)

つぶしたかゆから始めます。

全がゆ50~80 全がゆ90~軟飯80 軟飯90~ご飯80
野菜・果物(g)

すりつぶした野菜類も試してみる。

20~30 30~40 40~50
豆腐(g)

つぶしたかゆと野菜に慣れて来たら、
つぶした豆腐を試してみる。

30~40 45 50~55
卵(個)

つぶしたかゆと野菜に慣れて来たら、
つぶした卵黄を試してみる。

卵黄1~全卵1/3 全卵1/2 全卵1/2~2/3
魚(g)

つぶしたかゆと野菜に慣れて来たら、
白身魚を試してみる。

10~15 15 15~20
肉(g)   10~15 15 15~20
乳製品(g)   50~70 80 100

離乳食を食べてくれない、どうしたら良いの?

離乳食を開始したばかりのころは離乳食の舌ざわりや味、食感に慣れ、上手に飲み込むことが目的です。食べる量にとらわれず、焦らずゆったりとした気持ちで進めていきましょう。
あせらず無理強いせず、食事の時間はなるべく一定にし、食生活のリズムを乱さないように心がけることが大切です。
また、離乳食の固さや大きさ、調理法などを見直してみることも重要です。少し小さめに切ってみる、少し軟らかめに調理するなど工夫してみましょう。

アレルギーが心配です。どのように離乳食を進めたら良いですか?

離乳の開始や特定の食物の摂取開始時期を遅らせることで、食物アレルギーを予防するという科学的根拠はありません。新しい食品を与えるときは1日1種類とし、離乳食用のスプーンで1さじ与えましょう。食事時間は、親子とも落ち着いて食事に専念できる時間が良いです。また、異常が起きた場合に医療機関へ受診しやすい平日の午前中が望ましいでしょう。

離乳食参考資料

幼児食について

離乳食が終わっても、乳歯が生えそろい「かむ力」が完成するまでは、大人と同じ食事ではまだ難しい時期です。

歯の生え方に合わせて食品の大きさや固さ、形状など調理の工夫をしましょう!
歯の生え方に合わせた幼児食の進め方は、次の資料をご覧ください。

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保健衛生部 保健所健康増進課

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