サイチョプレス 令和4年12月4日 vol.72
最終更新日:2022年12月4日
就農体験を通して食品ロスについて学ぶ
食品ロス問題に関心を持つ都市部の学生4名が、5日間に渡って南区の有限会社白根グレープガーデンと有限会社戸頭農場にインターンシップを行い、農産品の収穫・選果・販売支援を行いました。食品の生産から販売までを経験することで、その過程で発生する食品ロスや削減への取り組みについて学びました。
参加学生の旅費や宿泊費は、ロスの危機に瀕した食品を救う通販サイト「Kuradashi(クラダシ)」の収益から支援されました。
通販サイト「Kuradashi」の累計実績(全国)
フードロス削減量
12,605トン
環境団体やフードバンクなどへの寄付総額
8,566万円
参加後の変化
スーパーで果物を見たときに真っ先に高いと思うのではなく、農家さんの苦労を考えると安いのではないかと思うような心境の変化がありました。
立教大学4年 川原紀春さん
農家の方々との関わりを通じて
スーパーに並ぶ食品のその裏にある、作る人の思いや苦労を意識するようになりました。
立教大学4年 沼澤由芽さん
食品ロスの考え方
農家さんの話で特に印象に残ったのは、自分も含め消費者の意識がフードロスや農業の課題解決のカギを握っているということ。私も無意識のうちに常により新鮮なもの・より安いものを追い求めていたように感じ、はっとさせられました。新鮮さや安さは魅力的ではありますが、自身のその追求は過度になっていないか、一度立ち止まって考えるきっかけを得ることができました。
名古屋大学4年 林 航太朗さん
詳細は市ホームページに掲載しています