サイチョプレス 令和6年5月19日 vol.81
最終更新日:2024年5月19日
バイオマスプラスチックを知ろう!
市では燃やすごみの指定ごみ袋の一部に、市産のお米を原料に加えたバイオマスプラスチック由来のごみ袋を導入しました。
原料となる資源米の栽培について、生産者の方にお話を聞いてみました。
資源米の生産者に話を聞いてみた
Q1
どうして資源米を作ろうと思ったんですか?
A1
国内のお米の消費量は減ってきているけど、海外への輸出量は増えるなど、取り組み次第で新たな需要も見込まれます。そのため、お米農家の一人として未来の可能性を信じ、一度トライしてみたいと思ったからです。
農事組合法人
あけぼのクラブ
立川さん
Q2
これからはどのように栽培していきたいですか?
A2
今後は、田んぼに直に種まきする農法や一度に多くの穂をつける多収穫米の活用など生産にかかわるコスト削減を目指していきたいです。資源米を作ることは、生産調整や耕作放棄地の有効活用につながるため、経営する上での選択肢の一つになると思います。
Q3
資源米って食べるお米と何が違うの?
A3
食用ではない資源米は、食味や品質にこだわる必要がありません。
そのため、トラクターで田んぼの固まった土を掘り起こす作業やその後の田んぼに水を入れて稲を植えるための下地作りなどが不要になり、農作業時間は大幅に減りました。
農地所有適格法人
株式会社やまがら
吉崎さん
バイオマスプラスチックってなに?
お米やサトウキビといった生物由来の資源を原料の一部に活用したプラスチックのことです。原料の生産時に二酸化炭素を吸収しているため、焼却時に排出される温室効果ガスを抑制することができます。
バイオマスマークを探してみよう!
自宅にあるビニール袋を確認してみると、こんなマークがついていることがあります。数字が大きいほど、生物由来の資源の度合いが高いものとなります。
バイオマスプラスチックの指定袋ができるまで
問い合わせ 循環社会推進課 電話:025-226-1391