サイチョプレス 令和7年1月19日 vol.85
最終更新日:2025年1月19日
くろさき茶豆から考える食品ロス削減
昨年8月、東京や大阪の大学生4人が西区に5日間滞在し、くろさき茶豆農家と加工会社で規格外品など食品ロスの現状について学びました。学生たちは選別作業を体験し、加工商品の説明を受けるなど関係者の取り組みや創意工夫、熱意に触れる中で、課題をリアルに受け止め、食品ロス削減に向けた思いを新たにしていました。
関西大学3年 松下さん
「規格外でも味や品質に変わりはないことを感じたからこそ、廃棄される枝豆を少しでも減らしたいという思いが強くなりました。」
慶應義塾大学4年 畠山さん
「新潟の方は熱い情熱を秘めている方ばかりでした。将来、食品ロスを削減する起業をしたいと考えていて、今回の経験を生かしたいです。」
くろさき茶豆農家 株式会社おまめ 保苅さん
「学生さん達の熱意に触れたことで改めて食品ロスについて考える機会になりました。」
参加学生は本市での体験後、学生と地域との協働によるB級品の商品化について企画提案を行ってくれました。意欲ある県外学生の活力が、本市の食品ロス削減や、地域資源を活用したまちづくりにつながることを期待できる機会となりました。
この取り組みは、株式会社クラダシ、新潟県、市の三者で、連携協定に基づき実施しました。株式会社クラダシは、規格外・賞味期限の切迫等のさまざまな理由で廃棄される可能性のある食品を扱う通販サイト「Kuradashi(クラダシ)」を運営する会社で、旅費等は同サイトの売上の一部より支援されています。
詳細は市ホームページに掲載しています
問い合わせ 循環社会推進課 電話:025-226-1391