EV・FCVモニター事業
最終更新日:2020年1月16日
国民運動 「COOL CHOICE(賢い選択)」の一つである、「エコカーの普及促進」を目的として、平成30年度にEVモニター、令和元年度にFCVモニターを実施しました。
通勤、業務などの移動で、電気自動車(EV)日産リーフ、燃料電池自動車(FCV)トヨタMIRAIを活用していただきました。
FCVモニター
トヨタMIRAI
2019年4月に新潟市内に水素ステーションが完成するなど、燃料としての水素を身近に感じることができるようになりましたが、FCVがどのような仕組みで動くのか、また乗り心地や走行性などを、より知っていただくため、新潟市内の事業者を対象にFCV通勤移動モニターを実施しました。
企業・団体名 | 住所 |
---|---|
株式会社BSNアイネット | 中央区米山2丁目5番地1 |
新潟市ハイヤータクシー協会 | 中央区和合町2丁目2-11 |
青木環境事業株式会社 | 北区島見町3268-15 |
株式会社クーネルワーク |
西区小針3-37-30 樋口ビル15号 |
旭カーボン株式会社 | 東区鴎島町2番地 |
(モニター実施順)
FCVモニターアンケートの概要
- 使用後の感想では、「乗り心地が良い」「静か」「運転が楽」「加速がスムーズ」といった声が多く、エンジンを搭載せず、モーターで駆動するFCVならではの快適な走行を体感していただくことができました。
- 半数の方は、環境に対する意識の変化があり、「車の買い替えがエコにつながることを認識した」「現在所有する車で環境配慮をできる範囲で行おうと思った」「未来の子供たちにきれいな地球を残すために、ぜひ普及してほしい」との回答がありました。
- 個人でのFCV・EVの購入意向については、ガソリン車と比べて高額であることや、充電、水素充填のインフラに不安があることから、価格が下がり、車種が増えれば選択肢になるといった回答でした。
- 社用車としての導入に関しては、社員の環境への意識向上のために賛成する人もいましたが、一方でメンテナンスへの不安や燃料切れの恐れなど、使い勝手がよくないため反対という意見もありました。
FCVモニターで実施したアンケートの結果はこちらからご覧ください。
EVモニター
日産リーフ
新潟市では「環境にやさしい移動」に取り組む「エコモビ推進運動」を実施しています。エコモビ推進運動では公共交通の積極的利用やエコドライブの実践など、さまざまな取組み方法がありますが、環境にやさしい車=電気自動車(EV)による移動もエコモビの一つとしています。そこで、EVの良さなど、広く周知するためEVモニターを実施しました。
企業・団体名 | 住所 |
---|---|
北越コーポレーション株式会社 | 東区榎町57番地 |
新潟商工会議所 | 中央区万代島5-1 |
日軽新潟株式会社 | 北区太郎代1572番地19 |
株式会社テクノ北越 | 北区太郎代856番地8 |
(モニター実施順)
EVモニターインタビューの概要
- 本モニターを通して、環境配慮への理解が深まっただけでなくエコドライブや運転マナーの意識向上につながったとの声が聞かれました。
- 一方で、充電スポットの数が不安とコメントする人もいました。
- 車種が増え、車両価格が落ち着くまでは購入を考えるのは難しいとのご意見もありました。
EVモニターのレポート全文はこちらからご覧ください。
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