家庭用24時間風呂を使用している皆さんへ
最終更新日:2012年6月1日
お風呂は体をきれいにしたり、一日の疲れを取る上で日常生活に不可欠の設備として、昔から親しまれております。
最近、いつでも好きなときに入浴できる便利な24時間風呂が家庭に普及していますが、正しい管理がなされないと、レジオネラ属菌等の病原菌により健康を害するおそれがあることが問題になっています。
エアロゾルが感染源です
レジオネラ属菌に汚染された目に見えないほどの細かい水滴(エアロゾル)を吸い込むことで感染します。
ジャグジーなどではエアロゾルが発生するので、注意しなければなりません。
感染症はレジオネラ症と呼ばれています。人から人へは感染しません。
健康被害防止のため次の点に注意して利用してください。
- 入浴前によく体を洗って下さい。
- 浴槽水をシャワーに使用しないで下さい。
- 定期的にヘアーキャッチャー(プレフィルター)の洗浄をしてください。
- 浴槽水の入れ替えは、週1回以上が望ましいです。
- 浴槽水の入れ替え時には浴槽をよく洗い、塩素系の消毒薬等で消毒して下さい。なお、ろ過器の材質により適正な消毒剤及び濃度が異なりますので事前にメーカーに確認してください。
- 定期的に濾過器、殺菌消毒装置等の設備点検を専門の業者に依頼して下さい。
- 定期的に配管の洗浄、消毒をして下さい。
- 細かい気泡が発生する装置(ジェットバス等)の使用は、浴槽水でレジオネラ属菌が繁殖した場合、レジオネラ症感染の危険性を高めますので維持管理に十分ご注意ください。
- 以上の他、メーカーの取扱い説明書に従い、適正に管理して下さい。
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