持続可能なコミ協運営に向けて動き出したモデル事例2(坂井輪中学校区まちづくり協議会)

最終更新日:2021年6月29日


 

坂井輪中学校区まちづくり協議会は、令和元年度、令和2年度のモデルコミ協となり、持続可能な運営に向けて取り組みました。

坂井輪中学校区まちづくり協議会の概要

坂井輪地域について

 坂井輪地域は、JR寺尾駅南西側に位置し、駅周辺の住宅地が形成され、西区役所や基幹公民館である坂井輪地区公民館などの行政施設が立地し、西川の南側には田園が広がっている地域です。

 東西には幹線道路が延び、多くの新潟交通バス路線や住民バス路線の坂井輪コミュニティバスが区役所・西総合スポーツセンターなどの公共施設・病院・商業施設・鉄道駅などの施設を結んで運行しており、良好な交通アクセスが確保されています。

 地域内の人口は25,014人、世帯数は10,535世帯、65歳以上人口の割合は27.6%です(いずれも2016年9月末の住民基本台帳人口を基に算出)。

モデル事業に応募した動機

 いま、住民がコミ協に求めている役割は何なのか現在の活動に対する認識・意向はどうなのかなどを明らかにするため、アンケートを実施したかったことや、将来の担い手の育成・確保について検討を進める必要があったことから、モデル事業へ応募がなされました。

取組みの概要(令和元年度)

全体プロセスと内容

坂井輪中学校区まちづくり協議会では、以下のプロセスのとおり、事業を進めました。


 

第1回ワークショップ ~人口データから坂井輪地区の現在と予測される将来の姿を知る~

 持続可能な地域づくり活動に向けては、まず地域の現在の状況と予測される将来の姿を理解する必要があるため、「坂井輪地域の現状と予測される将来の姿を知る」こと、及び「持続可能な運営に向けた活動見直しの意義や手法を学ぶ」ことをテーマとするワークショップ型勉強会を開催しました(コミ協役員、各部会メンバー 約40名が出席)。

 ワークショップでは、はじめに、特定非営利活動法人 まちづくり学校 山賀理事から、ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。「予測される将来の坂井輪地区の姿と、持続可能な地域活動」に関する解説(PDF:11,243KB)を行いました。

 山賀理事からは、坂井輪地区の人口推移等に関する解説のほか、地域活動の継続と人材確保に向けた活動評価の意義や事例の紹介を行い、今後の地域活動の担い手の育成やそのための活動見直しの必要性に関する理解を深めました。

 その後、部会ごとに分かれ、各事業の評価方法・内容等に関する話し合いを行いました。

※当日の解説で使用したスライドから抜粋しています。

第2回ワークショップ ~評価シートを基に全体の活動内容や課題を共有し、見直しアイディアを話し合う~

 各部会で作成した活動実績の評価内容を共有するとともに、活動の見直しアイディアを話し合うため、第2回ワークショップを開催しました(コミ協役員、各部会メンバー 約40名が出席)。

 ワークショップでは、各部会から事業の評価結果を発表していただき、発表を聞いて気づいた点や質問、助言等を参加者同士で(付箋を使い)出し合っていただきました。
 参加者全員で意見を出し合うことで、各活動の運営方法や成果、今後の課題等に対する理解を全員で共有・深化させることができました。
 特に他部会からの助言は、事業担当者にとって励みともなり、「地域活動の意欲向上に繋がった」との感想もありました。

 発表後は、部会ごとに分かれ、質問や助言等を踏まえた話し合いを行いました。

 ワークショップをとおし、参加者からは、「活動を考え直すこと、見直すことができた」 「新たな方向性が見えた」 「来年度に生かしたい」といった感想が聞こえるなど、より良いコミ協運営に繋がる結果を得ることができました。

取組みの概要(令和2年度)

※準備中

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