区自治協議会提案事業「西区八景を選定」

最終更新日:2023年3月9日

西区自治協議会では、西区に住む人が今以上に西区を好きになり、西区の魅力を実感することで長く住み続けてもらえるように西区の魅力を発掘しました。
発掘した西区の魅力を多くの方に親しんでもらえるよう、「西区八景」と名付け選定しました。
選定にあたっては、以下の基準を設けました。
1.田園と都市がバランスよく調和している
2.人と自然の関わりが見える
3.西区の特徴が表れている

今回の西区八景は、西区自治協議会で選定をしたもので、これ以外のものが西区八景に含まれないというものではありません。皆さんが思う西区八景をインスタグラムで発信し、共有しませんか。ぜひ「#西区八景」「#にしくらし」をつけて投稿してみてください。

豊かな農作物を育む砂丘

【位置】

青山~四ツ郷屋

【新潟砂丘は、川と風がつくりだした】

日本列島ができた頃、新潟平野は海でした。長い年月をかけて信濃川が土砂を運んで新潟平野がつくられ、日本海からの季節風によって砂丘が形成されました。
距離は角田山のふもとから村上に至る70キロ余り、総面積は鳥取砂丘を超えるとも・・・・。
良い水(砂丘の伏流水)に恵まれ、日本酒や農産物の栽培が行われてきました。

【季節ごとに変化する農業地】

西区は砂丘地を生かした農業が盛んな地域です。
新潟すいか、いもジェンヌ(さつまいも)、赤塚大根など、新潟のおいしさを育む原動力になっています。
佐潟近くの高台(赤塚)には「見晴らしの丘展望台」があり、四季折々に変化する農業地の景観を一望できます。
※砂丘地(畑)は私有地がありますので、見学の際はご注意ください。

探訪できる北国(ほっこく)街道

【位置】

青山~赤塚

【松尾芭蕉も歩いた北国街道】

江戸時代、佐渡の金銀の輸送路として整備されました。その後、新潟湊まで延長されるなど、時代や地域によりルートや呼び名が変わっています。
かつては、松尾芭蕉や高杉晋作も歩いたといわれ、時代とともに世相を反映しながらさまざまな役割を担ってきました。

【歴史情緒を感じさせる建造物】

江戸時代の旅人は、新潟を出ると赤塚あたりで休憩し、岩室や弥彦で宿泊をしていました。赤塚周辺には、中原邸(明治天皇が休憩)、大慈寺(曹洞宗)、石黒家屋敷跡、三句碑など歴史情緒が感じられる場所がいくつかあります。

街道の詳細などについては、下記リンク先からご確認ください。

ラムサール条約湿地 佐潟(さかた)

【位置】

西区赤塚5404-1

【湿地の保全や再生活動も盛ん】

新潟砂丘の砂丘列間の低地に位置し、上流側の小さな上潟と下流側の大きな下潟の大小二つの潟から成り立つ淡水湖です。1996(平成8)年に周辺を含めた76ヘクタールが日本で10番目に、ラムサール条約湿地に登録されています。
また、湿地の保全や再生活動への地域住民の参加、環境教育などの国際基準を満たしていることから、新潟市は2022(令和4)年11月、国内初の「ラムサール条約湿地自治体」の認証を受けました。

【現地までの行き方】

【鉄道】JR越後線「内野」駅下車後、タクシー利用約15分
        「越後赤塚駅」下車後、徒歩約40分
【バス】コミュニティ佐潟バス 四ツ郷屋・赤塚駅前行「赤塚連絡所前」下車 徒歩3分
               内野営業所行「赤塚連絡所前」下車 徒歩3分  
【自転車】「越後赤塚」駅前「フォトショップサムセング」の無料レンタサイクルで約10分
【車】県道2号新潟寺尾線沿い 市内中心部から約40分
   北陸自動車道 新潟西インターチェンジから約30分
          巻・潟東インターチェンジから約30分             

【四季折々に見せる多彩な表情】

佐潟には、ハスやヒシなど、四季折々、たくさんの貴重な水生植物が見られ、冬はコハクチョウやガン、カモ類など渡り鳥の越冬地となっています。その数は8万羽を超え、新潟県はコハクチョウの飛来数が全国で1位、新潟市は県内で1位となっています。湖畔の「佐潟・水鳥湿地センター」から植物や鳥の観察ができます。
コハクチョウは、日中は周辺の田畑にご飯を食べに行くので、早起きをして白鳥を見に行ってみてはいかがですか。

佐潟の詳細については、下記リンク先からご確認ください。

新川大橋から見る夕日

【位置】

西区五十嵐二の町~五十嵐三の町

【現地までの行き方】

五十嵐駐車場から徒歩約4分
※橋の上での停車は、他車の通行の妨げになりますのでご遠慮ください。

【日本海に沈む夕日は日本一?】

新川大橋は、新潟と柏崎を結ぶ国道402号(新潟海岸バイパス)の内野新川河口に2010年に完成しました。
新川大橋付近からの夕日は、夏は佐渡の山並みに沈み、季節の移行とともに次第に西側にずれてゆき、秋以降は日本海に落ちてゆく光景を眺めることができます。

【周辺の海岸はサーフィンの穴場】

新川は1820年、水害を防ぐために地元の人たちの手によって掘られた人工の川で、西川との立体交差で知られています。
河口に位置する新川漁港は、かつては春のイワシで豊漁に沸き、いまは冬のミズダコが有名です。
新川河口をはさんだ周辺の海岸には波を求めて多くのサーファーが集まります。
※施設は立ち入り禁止区域であり、漁港内での釣りはできませんのでご注意ください。

詳細については、下記リンク先からご確認ください。

大学生がいる風景

【解説】

西区には2つの大学と2つの短期大学があり、県内外から多くの学生が通っています。
町には多くの学生が行き交い活気が溢れており、西区の魅力の一つです。
西区役所では、新潟大学・新潟国際情報大学と連携し様々な事業を実施しています。

区内の各大学および区の大学連携事業については、下記リンク先よりご確認ください。

地域で守り・育てる松林

【位置】

青山~五十嵐に至る海岸線沿い

【大量の飛砂が吹きつけた海岸砂丘】

区の北側が海に面する西区では、海岸からくる飛砂や潮風に悩まされていました。
海岸の松林は、飛砂や潮風から市街地や田園を守るため整備されました。
また、一部の松林には遊歩道も整備され、市民の皆さんの憩いの場などの公益的機能もあわせもっています。
保安林を維持するためには手入れが必要です。地域住民や様々なボランティア団体が整備を行っています。

【見学の際の注意点】

松林には私有地が含まれていますので、通行にはご注意ください。

西区保安林整備ボランティアの活動については、下記リンク先からご確認ください。

越後平野を水害から守る関屋分水

【位置】

西区関屋1827-39付近

【関屋分水で「新潟島」が出現】

信濃川が流れる新潟市では、古くから水害に悩まされてきました。新潟市や周辺地域を水害から守るため、信濃川の水を海へ直接流す「分水案」が計画され、1972(昭和47)年に開通し、2022(令和4)年に通水50周年を迎えました。
生活の一部となった関屋分水周辺では、周辺住民による花植え活動なども行われています。
関屋分水の完成とともに、「新潟島」が出現することになりました。

関屋分水の詳細については、下記リンク先からご確認ください。

広大な田園風景

【位置】

西区全域

【田んぼ浴してみませんか?】

西区は区の面積のうち、約4割を田畑が占める都市と農村が融合したまちです。田んぼは約3割を占めています。
毎年ゴールデンウィーク前後に田植えが行われ、夏には一面緑の田んぼを見ることができます。秋には黄金色に輝く稲穂が、冬には一面の銀世界の中に白鳥が餌を探す姿を見ることができます。
田んぼの中を走る電車や、弥彦山や角田山をバックに揺れる稲穂を眺めながら「田んぼ浴」してみませんか?
※「田んぼ浴」は、西区自治協議会が作った造語です。

【見学の際の注意点】

田んぼは個人の持ち物ですので、見学の際はルールを守っていただくようお願いします。
また、くろさき茶豆大橋には歩道はありません。橋の上での停車は、他車の通行の妨げになりますのでご遠慮ください。

このページの作成担当

西区役所 地域課

〒950-2097 新潟市西区寺尾東3丁目14番41号
電話:025-264-7180 FAX:025-269-1650

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