第380号(令和5年2月5日)1ページ目
最終更新日:2023年2月5日
学校が元気に!地域が元気に!そして子どもが元気に!
地域と学校パートナーシップ事業を紹介します(第1集)
新潟市では、学校が地域に開かれ地域と共に歩むことができるように、地域のネットワークづくりや協働事業などを推進し、「学・社・民の融合」による学校教育を進めています。全ての学校に「地域教育コーディネーター」を配置して、地域と連携・協働したさまざまな活動を行い、事業の目指す姿「学校が元気に、地域が元気に、子どもが元気に」の実現に向け取り組んでいます。
今号と次号では、西蒲区にある小中学校および西特別支援学校20校の令和4年度パートナーシップ事業の活動を紹介します。
問い合わせ 西蒲区教育支援センター(電話:0256-72-8560)
岩室小学校
縦割り班で育てたサツマイモをスイーツにしました。地元の和菓子店と協力し、大福とパウンドケーキを開発しました。ボランティアの人と一緒に作ったサツマイモがさらにおいしくなって商品化され、充実した活動になりました。
和納小学校
岩室地域コミュニティ協議会のイルミネーション事業への参画は今年で2年目。事業の狙いに合わせてメッセージとデザインを提案し、地域の人と一緒にライトの取り付け作業をしました。地域の力になれた児童の表情は満足そうでした。
曽根小学校
地域の皆さんから指導していただき、代官太鼓のバチさばきや音の強弱などから代官太鼓の歴史や伝統を学んでいます。先日行われた創立150周年記念式典では、立派な演奏を披露し、会場は感動で包まれました。
鎧郷小学校
ウェルカム参観日を開催しました。「そら野テラス」との6年目の商品開発や地域の人との販売促進の話し合い活動、代官太鼓「鼓調」、「越後傘ぼこ盆唄保存会」による演奏と踊りの披露のほか、地域の人の作品展示などを行い、地域一体型のウェルカム参観日となりました。
升潟小学校
5年生は、田起から稲刈り、脱穀までの稲作体験を通して、農作業の楽しさと自然の恵みをいただくことの大切さを学びました。できたお米を「幸運の雫」と名付け、お世話になった人たちや在校生にプレゼントしました。お米が人々を幸せにすることを再認識しました。
潟東小学校
数年ぶりに全面実施となった「弥彦山」の全校登山(弥彦神社からスタート)は、絶好の登山日和となりました。たくさんのボランティアの人に見守られながら声を掛け合い協力して登った児童の顔は、達成感に満ち溢れていました。
西特別支援学校
中学部1年生が、地域の名産品について知識を深めるため、「越王柿」の収穫を体験しました。収穫後、渋抜きをすると食べられることを教えてもらい、生徒は甘くなった柿を楽しみにし、渋抜き体験をしました。
岩室中学校
総合的な学習の時間には「いわむろ」をフィールドにした探究学習を行っています。その一環として、地域の人を招いて、良さや魅力について生徒と語り合う1・2年生合同のトークセッションを行いました。
西川中学校
西川コミュニティ協議会の支援により美術部が傘ぼこを制作しました。8月の西川まつりはコロナの影響で傘ぼこだけの参加でしたが、10月の越後にしかわ時代激まつりは生徒が久しぶりに地域行事に参加できました。
潟東中学校
防災教育の一環としてHUGゲームを行い、カードに書かれた架空の設定をグループで話し合いながら、避難所を運営するために、いかに素早く・適切に対応するかを、講師の指導のもと学ぶことが出来ました。
コミュニティ・スクールが始まりました(その1)
小中合同の学校運営協議会
今年度から全小中学校・特別支援学校でコミュニティ・スクールの取り組みが始まりました。
岩室地区の小中学校3校では、第2回学校運営協議会を合同で行いました。2年前からモデル校として取り組んできた先進校の実践を聞いた後、グループに分かれて「岩室地区の子どもたちの課題」と「そのために学校と地域とが一緒に取り組むこと」について話し合いました。
〔コミュニティ・スクール〕 学校運営協議会を設置し、保護者・地域・学校が一体となって地域の子どもたちを育むために力を合わせる仕組み。
〔学校運営協議会〕 保護者代表・地域住民・学校支援者などが学校教育に必要な支援に関して協議する合議制の機関。年4回開催。
西蒲区データ
人口 54,234人(−70) 世帯数 20,839世帯(−10) 男 26,297人(−30) 女 27,937人(−40)
注記:12月末現在の住民基本台帳。カッコは前月末比