市報にいがた 令和8年8月2日 2868号 1面から3面
最終更新日:2026年8月2日
8月22日(土曜)命を守る技術の頂点へ 全国消防救助技術大会in新潟
災害時などの救助技術を競う「全国消防救助技術大会」が新潟市で開催されます。全国から選び抜かれた救助隊員が集まり、日頃の訓練で磨いた技術を競います。大会への挑戦を通じて技術を高め、市民の安心・安全を守る救助活動につなげています。
問い合わせ 消防局企画人事課(電話:025-288-3210)
市長より
新潟市で初めて、全国消防救助技術大会が開催されます。本大会は、全国の救助隊員が日頃の訓練で培った技術を競い合う国内最高峰の大会です。
近年は、災害の激甚化・頻発化に加え、その様相も複雑多様化する中、高度な救助技術と迅速で的確な判断力の重要性がますます高まっています。大会への挑戦は、一人一人の技術向上はもちろん、消防力全体の強化にもつながる大変意義深いものです。出場する隊員たちは、これまで積み重ねてきた努力と仲間との絆を力に変え、全国の精鋭が集う場で存分に力を発揮されることを期待しています。
市民の皆さんも、本大会を通して、消防救助活動への理解と関心を深めていただく機会となれば幸いです。本市を代表して挑戦する隊員たちへぜひとも、温かいご声援をお願いいたします。
新潟市長
全国の救助隊員が新潟に集結!
全国消防救助技術大会を見に行こう
そもそもどんな大会なの?
©2025(一財)全国消防協会
消防救助隊員が救助活動に必要な技術を競い合う全国大会です。陸上の部8種目、水上の部6種目で行われ、全国9地区の予選を勝ち抜いた代表、約1,000人が出場します。新潟市からも陸上の部20人、水上の部11人の計31人の隊員が出場します。
全国トップレベルの救助技術を会場で体感しましょう。
陸上の部
火災や自然災害などを想定し、迅速・確実に救助する技術を競う
水上の部
水難事故を想定し、泳力や救助技術、安全性・確実性を競う
開催概要
日時 8月22日(土曜)午前9時から午後3時15分
会場 陸上の部…鳥屋野潟南西部臨時駐車場(中央区鐘木)
水上の部…西海岸公園市営プール(中央区関屋)
料金 入場無料
アクセス 新潟駅南口から各会場間・両会場間で無料シャトルバスを運行
駐車場 陸上の部…臨時駐車場約2,700台(無料)
※会場周辺一部通行止め区間あり
水上の部…西海岸公園駐車場・臨時駐車場約1,100台(無料)
※プログラムや会場アクセスなど詳しくは特設サイトに掲載
問い合わせ 同大会等実行委員会事務局(消防局企画人事課内 電話:025-288-3210)
訓練に密着!
陸上の部 障害突破
種目の一つ、障害突破。災害現場のさまざまな障害物を想定し、4人1組で高さのある壁やトンネルなどを突破しながらゴールを目指します。
1. 3メートルの壁を道具を使わずに乗り越える
2. 3階建ての高さを想定する7メートルのはしごを登る
3. 塔から塔へ7メートルのロープを渡り、一気に降下する
4. 煙が充満した狭い通路での救助を想定した長さ25メートルの煙道(えんどう)を素早くくぐり抜けてゴール
※出場チームのベストタイム(標準タイム157秒)
市民の安全を守る技術を磨く
障害突破の出場者に聞きました
中央消防署文京出張所 特別救助隊 石田隊員
大会に向けて、どのような訓練をしていますか?
ロープ操作や体力づくりなどの基礎訓練に加え、種目に合わせた反復訓練をしています。一つ一つの動作を正確・安全に行えるよう、細かな部分まで確認しながら取り組んでいます。
訓練で大切にしていることは?
人命救助には、一人一人の冷静な判断と息の合った連携が欠かせません。隊員全員が同じ目標に向かって力を発揮できるよう、日頃からチームワークを大切にしながら訓練に励んでいます。
大会への意気込みを教えてください
支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを胸に、これまで積み重ねてきた訓練の成果を発揮したいです。仲間と力を合わせ、ベストを尽くします。
ある日の訓練スケジュール
午前8時30分から午前9時 訓練施設の点検・救助器具の設営
午前9時から午前10時30分 装備の点検・準備、ウオーミングアップ
午前10時30分から午後1時 訓練(タイム計測、フォーム確認など)
水上の部 溺者救助
種目の一つ、溺者(できしゃ)救助。溺れている人をロープと浮き輪を使って救助します。
1. 救助者、補助者、要救助者の3人1組で行う
2. 補助者が素早く浮き輪にロープを結んで水面に投げ入れ、救助者が水中で浮き輪をキャッチする
3. 救助者が25メートル先の要救助者まで泳ぎ、浮き輪に要救助者をつかまらせる
4. 補助者がロープを手繰り寄せて救助する
※出場チームのベストタイム(標準タイム40秒)
0.1秒を縮めるために
溺者救助の出場者に聞きました
西消防署 特別救助隊 渡邊隊員
大会に向けてどのような訓練をしていますか?
搬送や安全管理などの基本を徹底し、隊員同士の連携や細かな動作を繰り返し確認しています。大会で磨いた技術やチームワークは、現場での迅速・確実な救助活動につながるため、一つ一つの訓練を大切にしています。
溺者救助は、どんな技術が求められるのでしょうか?
要救助者を見失わないように水面から顔を上げて泳ぐ、搬送時には要救助者の顔が水面に潜らないようロープを真っすぐに引っ張るなど安全面での技術が求められます。
大会への意気込みを教えてください
令和5年の記録を更新して、新潟市の消防力の高さを全国にアピールしたいです。市民の皆さんから安心と信頼を深めてもらえるような結果を残したいです。
ある日の訓練スケジュール
午前10時から午前10時30分 ウオーミングアップ
午前10時30分から午後1時 訓練(タイム計測・フォーム確認など)
同時開催の体験型イベント
みんなで学ぼう!消防・防災 市民参加イベント
大会に合わせて、消防や防災を身近に感じられる市民参加イベントを開催します。
時間 午前9時から午後4時
会場 産業振興センター(中央区鐘木)
料金 入場無料
こんなことが楽しめるよ
- 消防・防災関連企業による展示・体験
- ステージイベント
- 飲食ブース・キッチンカー出店
見て・体験して防災力アップ!消防フェスタ119
毎年秋に開催している大人気イベントを今年は大会に合わせて開催します。こどもから大人まで楽しみながら、火災予防や命を守る行動を学べます。
時間 午前9時から午後4時
会場 消防局(中央区鐘木)
料金 入場無料
こんなことができるよ
- 消防指令管制センター一般公開
- 屋上ヘリポート見学ツアー
- 放水体験
- レスキュー体験
- 消防車両展示見学
- 地震体験

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