新潟・ナント姉妹都市提携15周年記念事業(2024年)

最終更新日:2025年1月20日

フランスの姉妹都市ナント市と提携15周年を迎えました

ナント市は、フランス西部に位置する地方都市です。市内を流れる川がある港町であること、首都から高速鉄道で2時間の距離にあること、魚介類やお酒に代表される魅力ある食文化など、新潟市と多くの共通点があります。新潟市の新潟・フランス協会、ナント市のアトランティック・ジャポン協会の活動を中心に約20年間にわたる草の根交流を重ね、両市は2009年に姉妹都市となりました。以降、文化を中心とした様々な分野で交流を深め、提携15周年を迎えた2024年、両市で記念事業を実施しました。

ナント市での記念事業(9月)

9月、新潟市代表団と新潟・フランス協会がナント市を訪問し、市民参加型の2つの15周年記念イベントを開催しました。

食文化PRイベント「新潟の食堂」

新潟市とナント市の共催による食文化PRイベント「新潟の食堂」は、両市のミシュランシェフが、それぞれの地元の食材を用いたコラボメニューを考案し、お手頃な15ユーロで提供するというものです。本市からは市内産コシヒカリを持参し、しょうがごはんを提供したほか、本市の日本酒、ほうじ茶もご堪能いただきました。昼・夜合わせて約480食を用意したものの、事前に販売したチケットはわずか2分で売り切れという盛況ぶりで、中には「今まで食べたお米の中で一番おいしかった。この感動と感謝をぜひシェフに直接伝えたい。」とお話に来られるお客さんもいらっしゃったほどです。しょうがごはんを頬張る小さな子どものうれしそうな顔、両シェフやスタッフ同士の笑顔も印象的でした。

ナント新潟茶会

新潟・フランス協会とアトランティック・ジャポン協会が、ナント市ヴェルサイユ島の日本庭園で開催した「ナント新潟茶会」では、お茶を楽しむ茶席のほか、参加者が実際にお茶を点てる体験席も設けられました。会場の外では、ナント市の日本文化団体によるよさこいパフォーマンスや着物体験なども行われ、参加者はまさに日本文化一色の一日を満喫しました。

滞在中、ナント市役所で開かれた15周年祝賀レセプションでは、両市、両協会の関係者とナント市民がこれまでの歩みを振り返り、今後の交流促進に向けた更なる連携を確認しました。

新潟市での記念事業(11月)

11月には、ナント市よりマレ副市長を団長とする代表団を新潟市にお迎えしました。ナント市とは今後、食文化交流に加え、青少年交流を活性化させていく方向で合意しており、関係各課を交えた意見交換を行いました。長年交流に携わってきた新潟・フランス協会の皆さまとともに祝賀レセプションを開催し、本市でも15周年をお祝いしました。ナント市からは、両市の共通のシンボルである川を中心に、左右に新潟とナントのまちを描いた記念プレートが贈呈されました。本市は今後も、ナント市との更なる交流拡大に向け取り組んでいきます。

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