葛塚東小学校・太田小学校の統合に向けた取組状況

　平成30年4月に予定されている太田小学校と葛塚東小学校の統合にあたり、両校の良いところを合わせることで、双方の子どもたちや地域の方々から、統合して良かったと言われるような学校にしていくことが重要です。
　そのために、葛塚東・太田両地域のコミュニティ協議会や両校PTA・教育振興会などが中心となって組織する「葛塚東小学校・太田小学校統合実行委員会」において、検討や作業を進めていきます。

　平成30年3月末に閉校する予定の太田小学校は、明治7年に設立され140年以上の長い歴史を持つ、地域に深く愛されている学校です。
　その歴史を後世に残し記念するため、太田ちいきコミュニティ協議会、太田小学校教育振興会などの代表が中心となって組織する「太田小学校閉校事業検討委員会」において、太田地域のすべての人の心に残る閉校行事・閉校事業となるよう検討してきました。
　平成29年3月からは「太田小学校閉校記念事業実行委員会」を立ち上げ、引き続き閉校記念行事や閉校記念事業の実施に向けて具体的な取組を進めていきます。

　太田地域では、太田小学校の児童数減少による小規模化の進行が見込まれることから、より良い教育環境について協議し、その具体的方策をとりまとめて提言することを目的として、平成26年6月に、自治会、太田ちいきコミュニティ協議会、太田小学校教育振興会及び未就学児童の保護者の代表で構成する「太田小学校のあり方に関する検討委員会」を立ち上げ、約1年を掛けて協議を重ねました。
　その結果、太田小学校を葛塚東小学校へ統合することにより、子どもたちのより良い教育環境を目指すとする提言がまとまり、平成27年5月13日に、地域の総意として太田ちいきコミュニティ協議会から市長と教育長へ要望書を提出しました。

　教育委員会ではこの要望を受け、相手校である葛塚東小学校の保護者や地域への周知と説明を行いご理解をいただき、平成27年11月に、要望どおり平成30年4月1日付で太田小学校を葛塚東小学校へ編入統合することを決定しました。