新潟市救急ステーション
最終更新日:2024年5月21日
新潟市消防局では、病院に到着する前の医療・救護活動の充実強化や救急隊員(救急救命士を含む)の生涯教育の拠点として、また、市民生活の安心・安全の拠り所、情報発信の場所として、新潟市民病院敷地内に「新潟市救急ステーション」を開設しています。
新潟市救急ステーションの概要
- 開所日:平成19年11月1日(木曜)
- 場所:新潟市中央区鐘木463番地7
- 建物の概要
- 鉄筋コンクリート造2階建
- 建築面積:275平方メートル
- 延べ面積:407平方メートル
新潟市救急ステーション
救急隊員と医師が出動します。
助かるはずの命を助けるためには、みなさんとの連携が必要です。我々は、救命に全力を尽くします。
救急車を適正に活用し、助かるはずの命を助けましょう。
新潟市民病院救命救急センター医師一同
新潟市救急ステーションの4つの機能
病院前救護の質の向上を目指す拠点
医師による速やかな処置によって救命や予後改善が期待される救急事案に対し、ドクターカーを出動させることにより、更なる病院前救護の充実強化と市民生活の安心・安全を守る拠点としての機能を持ちます。
救急隊員(救急救命士を含む)の生涯教育の拠点
救急隊員は、最新の医学的知識や技術を常に備えておく必要があり、生涯教育が必要です。
新潟市救急ステーションは、救急活動の質の向上や救急救命士を含む救急隊員の全般的な教育の拠点として重要な役割を担っています。
感染症患者を迅速に搬送するための拠点
一類・二類感染症(ペスト、サーズ)などに感染した患者を新潟市保健所と協力し、迅速で安全な救急搬送を行います。
応急手当普及啓発活動の拠点
心肺停止傷病者の社会復帰率の更なる向上を図るには、医師や救急隊員の処置だけでは限界があります。
例えば、救急隊が到着するまでの間に市民の皆さんから必要な応急手当をしていただくことで、より高い救命効果が期待されます。
新潟市救急ステーションは、応急手当の普及啓発や講習会の開催、応急手当指導員・普及員の養成など応急手当普及啓発の拠点となっています。
高度救急隊(ドクターカー)の運行実績
出動状況について
令和4年 | 令和5年 |
|
---|---|---|
出動件数 | 715 | 842 |
一日平均件数 | 2.0 | 2.3 |
医師管理下に入るまでの時間
救急車が医療機関へ到着するまでの平均時間
令和5年:45.9分
ドクターカー同乗医師が傷病者に接触するまでの平均時間
令和5年:19.9分
医師による医療開始までの時間は、ドクターカー出動の方が「26.0分」短縮されています。
新潟市消防局は、社会復帰率の更なる向上と市民生活の安心・安全の確保に努めます。