万代島にぎわい空間創造事業

　万代島地区は、信濃川河口部の新潟港西港区内に位置し、佐渡汽船や漁港区を含む港の交流・にぎわいの中心であるとともに、本市の都心部である万代・古町地区に近接した優れた立地特性を有しています。平成15年には複合一体型コンベンション施設「朱鷺メッセ」がオープンし、本市のみならず新潟県の交流・地域発展の中枢を担う地区として一層の充実が図られました。

　平成19年、同地区内の新潟魚市場が郊外へ移転することを受け、これを契機に万代島地区の更なる交流拡大と拠点性向上を目指そうと、跡地を利用したにぎわい空間の創造に着手しました（第1期事業）。この事業により平成22年10月に市民市場「ピアBandai」を開設しています。

　また、平成22年に新潟漁業協同組合が対岸へ移転したため、その跡地の利活用について検討を行ってきました（第2期事業）。この事業では、かつて水産物の荷捌施設として使用された建物を改修した屋内広場と、屋外広場とで構成された「万代島多目的広場」を整備し、港の新たな交流拠点として平成30年6月に全面供用開始しています。