令和5年度「にいがた市エコレシピコンテスト」

最終更新日:2024年1月10日

世界的な課題である食品ロスについて多くの市民の方に認識してもらいたいことから、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を使ったレシピを募集する『にいがた市エコレシピコンテスト』を今年度も開催しました。
今年度は過去最多の100作品のご応募をいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
その中から書類審査を通過した8作品について、10月17日(火曜)に中央区の食育・花育センターにて、審査員による実食審査を行いました。

エコレシピコンテスト当日の様子

エコレシピコンテスト当日の様子

審査の様子

審査結果

グランプリ「餃子の具を使ったふわふわオムレツ」 
田口 智弥さん(にいがた製菓・調理専門学校えぷろん1年)

具と皮の分量が合わずに余りがちな餃子の具をオムレツにリメイク!冷蔵庫に余りがちな豆腐もあわせて使ってふわふわ食感に!
審査員講評:オムレツはエコレシピに使いやすいアイデアで味の広がりにもつながる。/残った材料の分量に合わせておかずとして作れるので、お弁当用の料理としても合う。/餃子の具というイメージを感じない、全く別のメニューになっている。

レシピ写真

2位「パリパリカレーせんべい」
木下 七海さん(にいがた製菓・調理専門学校えぷろん1年)

余りがちなカレーをせんべいにリメイク!ライスペーパーではさむことでパリッと食感に!
審査員講評:ライスペーパーの使い方が良いアイデア。カレー以外にも料理の幅が広がりそう。/ライスペーパーを使うことで、食べやすくかつ食感にも良い変化を出している。

レシピ写真

3位「ごはんピザ」
羽下 みいなさん(にいがた製菓・調理専門学校えぷろん2年)

1人暮らしで一度にたくさん炊いてストックしてある冷ご飯。硬くなったご飯を生かしてカリカリのピザ生地に!フライパンだけで洗い物少なく簡単に作れる!
審査員講評:ごはん生地の部分が硬すぎず、ちょうどよい食感。/どうしても余ってしまうご飯。チャーハンではなくピザというのがとても良い。/我が家でもご飯が残ることが多いので着眼点が良いと感じた。

レシピ写真

受賞者コメント
「賞をいただけて嬉しいです。ありがとうございます。これからも食品ロスのことを考えて、美味しく無駄なく料理をしていきたいと思います。」(3位入賞 羽下 みいなさん)

審査員コメント

「食品ロスをなくすという言葉だけとると難しく感じるかもしれないですが、食品ロスをなくすというのは創造的でおもしろくて楽しいことだと思っています。エコレシピは、料理屋のまかないのような、いかに工夫しておいしく食べてもらうかという想像性のある料理。今日のレシピがいろんなアレンジにつながって笑顔のある食につながるといいと思っています。」(REBIRTH食育研究所代表 村井 康人)
「応募者の方が若い方が多い。若い方が食品ロスを意識していることがわかり嬉しいです。残りものとは思えない新しい料理ばかりで驚きました。」(R4にいがた市エコレシピコンテストグランプリ受賞者 瀬倉 楓)
・「みなさん発想力の点で努力されたと思います。食品ロス削減というと、面倒くさいな、時間がないな、と思ってしまいがちだと思うが、こうした発想を生かし、ちょっとした手間で減らしていけると思います。また、需要と供給の問題などで市場に行き場がなくなった食材などにも目を向けてもらえると一層食品ロス削減につながっていくと思います。」(飲食店「定四郎」経営、ONEカンパニー食品ロス削減部門認定事業者 栗林 哲郎)
・「余り物の使いまわしという印象ではなく、はじめからその料理のために用意された材料で作られたように感じるおいしい料理ばかりでした。食べる人だけでなく、食材を作っている生産者のことも考えて作ってある。今後も季節ごとに出てくるおいしい食材をうまく活用していってください。」(JA新潟市いくとぴあ食花直売所キラキラマーケット佐藤 義孝)
・「エコレシピが料理のジャンルとしてたくさん生まれていると思う。過去最多応募ということで市民の方のエコへの興味も増えてきていると感じています。」(公益社団法人新潟県栄養士会会長 折居 千惠子)
・「どのレシピも美味しくよく考えられていて、採点がとても難しかった。そんな食材で代替できるんだ、という新発見も多くありました。限られた資源を大切に使っていくのが人類のミッション。こういった取り組みが広がっていくことを願います。」(新潟市役所環境部循環社会推進課課長 堀内 正徳)

レシピ集

令和5年度にいがた市エコレシピコンテストレシピ集を作成しました。

レシピ集表紙

レシピ公開中

入賞作品のほか、1次審査通過作品を新潟市公式クックパッドにて順次公開していきます。
ぜひご家庭でもエコレシピにチャレンジし、食品ロスを減らしましょう。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。クックパッド新潟市のキッチン(外部サイト)

開催趣旨

日本では、年間520万トン以上の食品ロスが発生しています。
1人1日あたりに換算すると、毎日おにぎり1個分の食べ物を捨てていることになります。
SDGs(持続可能な開発目標)の12番目のゴール「つくる責任つかう責任」においても、食品ロスの削減があげられています。
そこで、新潟市では、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を使った「エコレシピ」を募集し、市民の皆さまに食品ロスについて関心をもっていただき、食べ物を無駄にしないことを意識してもらいたいと考えています。

募集期間

令和5年7月7日(金曜)から9月8日(金曜)まで※必着

募集内容

次の要件をすべて満たすもの

1.食品ロス削減につながる料理((例)残りがちな料理のアレンジレシピ、使い切れないことが多い食材を活用したレシピ、食材を上手にまるごと使い切るレシピ)

2.一般の家庭で作ることができる料理

3.30分程度で作ることができる料理

4.未発表のオリジナル料理

応募資格

市内に在住・在勤・在学の方

応募方法

応募フォームから電子申請、もしくは所定の応募用紙に必要事項を記入し郵送により応募ください。1人1点までとします。グループでの応募も可能です。

応募フォーム

応募先

〒951-8550 (住所不要) 循環社会推進課 企画グループ
(件名:エコレシピコンテスト応募)
電話:025-226-1391

審査

コンテスト開催日 令和5年10月17日(火曜)
※書類審査で選ばれた8作品について、審査員による実食審査を行います。
※書類審査通過作品の考案者様には、9月末頃までに連絡します。
※書類審査通過作品の考案者様には、コンテスト当日に審査員へレシピの説明をしていただきます。コンテスト当日の出席は必須ではありません。出席できない方については、事務局で代わって行います。

審査委員

昨年度グランプリ受賞者、環境優良事業者認定飲食店、生産関係者、食品ロス削減推進サポーター、栄養士、新潟市

グランプリ 賞状及び商品券7000円分
2位 賞状及び商品券5000円分
3位 賞状及び商品券3000円分

結果発表については、市報やホームページ等で行います。

その他注意事項

応募があったレシピについては、次の点について応募者から了承があったものとみなして取り扱うものとします。

一次審査は書類審査を行い、2次審査は応募レシピをもとに主催者側で調理をし、審査委員が審査します。
応募レシピ等(写真を含む)の著作権及び写真の使用権は、新潟市に帰属します。
応募レシピは、原則として返却しません。
入賞レシピについては、食品ロス削減のために活用し、市ホームページ、公式SNS、レシピサイト「クックパッド」、広報紙、報道機関紙、レシピ集の作成等で使用します。読みやすさ等を考慮し、必要に応じて市が編集した上で掲載をします。
入賞レシピの掲載については、応募者氏名、居住地区、在学校名を掲載します。
応募により提供された個人情報については、本コンテスト業務以外には使用しません。
応募レシピは、未発表であり、第三者の著作権や商標権等を一切侵害していないものに限ります。
過去に実施された料理コンテストの入賞作品の応募は不可とします。

募集チラシ

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このページの作成担当

環境部 循環社会推進課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館2階)
電話:025-226-1423 FAX:025-222-7032

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