満徳寺経堂
最終更新日:2022年8月31日
満徳寺経堂について
満徳寺経堂
名称
満徳寺経堂
種類・種別
有形文化財・建造物
指定年月日
市指定 昭和55年7月16日
輪蔵に阿弥陀如来像が収められています
概要
満徳寺経堂は、下層は和様を基調に上層は唐様を主として構成され、一切経が収められています。経堂内には手の込んだ回転式の輪蔵があり阿弥陀如来像が祀られています。経堂は四間四面の総檜造りで、二層銅板葺屋根よりなり、屋上には唐金造りの相輪が上がっています。棟上げは天保13(1842)年8月3日で、願主廿日三世住職の末男好松院永照、当時74才、工匠若林本蔵藤原光好等と棟札に記されています。堂の中に林蔵をつくり一切経を収めるようになったのは、字を読める人が少なく、読める人でも一切経をすべて読む時間のない人のための転輪の蔵と考えられ、信者の人が一回転させると一切経を読んだのと同じ功徳があるとし創成されたといわれています。満徳寺経堂には八角に造つくられたこの輪蔵を設け、真ん中に釈尊像を安置し、満徳寺版一切経を収めています。輪蔵の中心の柱には、天保14(1843)年9月19日とその完成時が記されています。
屋上にある唐金造りの相輪
阿弥陀如来像
所在地・所有者
南区大別當424 満徳寺
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