チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち
最終更新日:2014年8月17日
終了しました
チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち 2014年6月14日(土曜)~8月17日(日曜)
新潟市制125周年・在新潟ロシア連邦総領事館開設20周年記念ロシア文化フェスティバル2014 IN JAPAN関連事業
(C)2010 CMP/CP
ある日オレンジの箱に入って、南の国からロシアにやってきた不思議な生き物チェブラーシカ。1966年エドゥアルド・ウスペンスキーの童話『ワニのゲーナとおともだち』に初登場し、ついで1969年人形アニメの巨匠ロマン・カチャーノフ監督によってアニメーション化されると、ロシアにおいて絶大な人気を誇る国民的キャラクターとなりました。大きな耳と茶色の毛、つぶらな瞳が特徴で、無邪気でひたむき、愛らしくて、どこか哀愁を帯びたチェブラーシカは、日本でも幅広い層に親しまれ、2010年にはロシアの二人の美術監督を迎え、日本人監督による新作映画が上映されました。
本展は、人形アニメ『チェブラーシカ』のスケッチや絵コンテ、人形やマケット(舞台装置)、映像、童話の挿絵原画など貴重な作品を展示し、キャラクター誕生からその変遷、アニメーション映画の創作過程などを多面的に紹介し、その人気の秘密に迫ります。
また、2012年に生誕100年を迎えたロシア・アニメの魅力を、名作『雪の女王』(1957年、レフ・アタマーノフ監督)のエスキース(下絵)や絵コンテをはじめ、現在活躍中のロシア・アニメ作家たちの原画、アニメ素材などで紹介します。
さらに、新潟市制125周年及び在新潟ロシア連邦総領事館開設20周年を記念して新潟市で開催される、ロシア文化フェスティバル2014 IN JAPANのオープニング事業の一環として、原作者ウスペンスキーによる講演会や、ロシア・アニメの上映会なども行います。ロシア・アニメの世界を存分に楽しんでください。
「チェブラーシカ オフィシャルサイト」では、新津美術館での展覧会情報のほか、かわいいグッズやお知らせなどのチェブラーシカ情報がたくさん紹介されています。
名称 | チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち |
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会期・休館日 | 平成26年6月14日(土曜)から8月17日(日曜) |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時 (観覧券販売は午後4時30分まで) |
会場 | 新潟市新津美術館 |
観覧料 | 当日一般800円(640円) 大学・高校生600円(480円) 中学生以下無料 |
前売券販売 | 前売券 600円(一般のみ) 前売券販売所(5月24日から6月13日まで販売) |
主催 | 新潟市新津美術館 |
共催 | 新潟日報社、N S T |
後援 | ロシア文化フェスティバル組織委員会、ロシア連邦文化省、駐日ロシア連邦大使館、ロシア連邦CIS在外同胞国際人道協力庁、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)日本支部、朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、読売新聞新潟支局、産経新聞新潟、BSN新潟放送、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、NCV 新潟センター、エフエムラジオ新潟、FM PORT 79.0、FM KENTO、ラジオチャット・エフエム新津、エフエム角田山ぽかぽかラジオ |
協力 | チェブラーシカ・プロジェクト、株式会社フロンティアワークス、ロシア国立映画博物館、公益財団法人 徳間記念アニメーション文化財団、平凡社 |
企画 | 株式会社イデッフ |
あいてマンデ~! | 展覧会中の1~2回、月曜でも開館します!。 |
託児サービス |
会期中の第2・第4の木曜・土曜日 [6月14・26・28日、7月10・12・24・26日、8月9・14日] |
こどもタイム | 会期中の第1・3木曜・日曜日 [6月15・19日、7月3・6・17・20日、8月3・7・17日] |
展示構成
第1部 「チェブラーシカ」の誕生と絵本の中の「チェブラーシカ」
1966年に初めて「チェブラーシカ」が生み出された、ウスペンスキーの著書『ワニのゲーナとおともだち』の初版本をはじめ、様々な画家の手により挿絵や絵本に描かれた原画を紹介します。
ワレーリー・セルゲーヴィチ・アルフェーエフスキー「ワニのゲーナとおともだち」
タチヤーナ・ウスヴァイスカヤ「チェブラーシュカ ワニのゲーナとおともだち」
第2部 アニメーション化とキャラクターの変遷
ロマン・カチャーノフ監督、レオニード・シュワルツマン美術監督による人形アニメ『チェブラーシカ』(1969‐1983年制作)により人気は高まり、キャラクター・イメージも定着してきました。一方、様々なキャラクターグッズは個性豊かなものでした。アニメ制作のイメージスケッチや制作関係者のインタヴュー映像、キャラクターグッズなどご紹介します。
(C) 2010CMP/CP
第3部 新作チェブラーシカ
2010年に公開された中村誠監督の劇場版『チェブラーシカ』は、ロシアのミハイル・アンダーシンとミハイル・トゥメーリャを美術監督に迎え、韓国のスタジオでの撮影という多国籍チームにより制作され、新たな魅力が加えられました。キャラクターデザインや、撮影で使用したエスキース(下絵)、人形、マケット(舞台装置)などをご覧いただきます。
第4部 チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち
日本のアニメ作家にも大きな影響を与えてきたロシア・アニメーションから、新旧のアニメーション「チェブラーシカ」に携わった作家たちを中心に、セル画、素材、絵コンテ、エスキース(下絵)、映像等で紹介します。
ミハイル・アルダーシン「クリスマス物語」
アレクサンドル・ヴィノクーロフ/レオニード・シュワルツマン「黄金のかもしか」
タチヤーナ・ウスヴァイスカヤ「チェブラーシュカ ワニのゲーナとおともだち」
関連事業
ロシア・アニメーション上映会 6月15日、7月6日・27日、8月17日(日曜) 午後2時~
アレクサンドル・ヴィノクーロフ「雪の女王」
1969年~1983年に制作されたロマン・カチャーノフ監督による『チェブラーシカ』をはじめ、1957年制作の『雪の女王』や、短編映画などのDVDを4日間にわたって上映いたします。ロシアの伝統的な芸術に根差した作品づくりを行い、日本のクリエイターにも刺激を与えた、ロシア・アニメーション映画を存分にお楽しみください。
時間 各日午後2時~(上映時間は約45分~60分)
会場 新潟市新津美術館1階 レクチャールーム
定員 先着100名
参加無料 事前申込み不要(ただし当日整理券が必要です)
※整理券は、当日午後0時30分から会場付近にて配布します。
上映プログラム
6月15日(日曜) 「チェブラーシカ」4本 (約60分)
ロマン・カチャーノフ監督『ワニのゲーナ』1969年、『チェブラーシカ』1971年、『シャパクリャク』1974年、『チェブラーシカ学校へ行く』1983年
7月6日(日曜) 「ミトン」他短編3作品 (約45分)
ロマン・カチャーノフ監督『ミトン』1967年 他
7月27日(日曜) 「雪の女王」 (約60分)
レフ・アタマーノフ監督『雪の女王』1957年
8月17日(日曜) 「チェブラーシカ」4本 (約60分)
ロマン・カチャーノフ監督『ワニのゲーナ』1969年、『チェブラーシカ』1971年、『シャパクリャク』1974年、『チェブラーシカ学校へ行く』1983年
ロシア音楽miniコンサート 2014年6月21日(土曜) 終了しました
イントゥラーダ
新津美術館アトリウムで、2010年全ロシア音楽コンクールで優勝したグループ・イントゥラーダによる弦楽演奏を行います。
日時 2014年6月21日(土曜) 午前11時~(30分程度)
会場 新津美術館アトリウム
参加費 無料(ただし観覧券が必要です) 事前申し込み不要
演奏 弦楽アンサンブル イントゥラーダ (全ロシア音楽コンクール優勝者)
【演奏者】 ビオラ:オリガ・ヴェロチコ、ヴァイオリン:ユリヤ・オルロヴァ、
チェロ:ニコライ・ペレぺロフ、ヴァイオリン:ニキータ・スヒフ
2007年にロシア人芸術家のA・E・フランツェヴァ教授のクラスで結成されたカルテット。各種コンクールやフェスティバルに参加する一方、年間20回から30回のコンサートを行っている。レパートリーは広く、様々な時代や様式の作曲家の作品がある。
親子たいけん教室「アニメーションに挑戦!」 2014年7月13日(日曜) 終了しました
アニメーションの作り方を学び、パラパラアニメーション作りを体験します。
講師 福澤大玄氏(日本アニメ・マンガ専門学校講師)
日時 2014年7月13日(日曜) 午前10時~正午
会場 新潟市新津美術館1階 レクチャールーム
参加費 1人300円(材料費:付添のみの場合は必要ありません)
対象 小学生と保護者
定員 20組 要申し込み(締切:6月30日(月曜)必着)
申込方法
往復ハガキで新津美術館(〒956-0846 新潟市秋葉区蒲ケ沢109-1)「たいけん係」宛に、【(1)参加者全員の氏名(お子さまの学年) (2)住所 (3)電話番号】を明記の上、平成26年6月30日(月曜)必着にてお申込み下さい。(定員を超えた場合は抽選となります)
新津美術館ボランティアによる「絵本の読み聞かせ」 下記日曜日の午後1時~、午後2時~ 終了しました
日時 6月29日(日曜)・7月20日(日曜)・8月3日(日曜)・8月10日(日曜) 午後1時~、午後2時~(20~30分程度)
会場:新津美術館アトリウム
参加費:無料(ただし観覧券が必要です) 事前申込み不要
新津美術館コレクション展2 「東欧の絵本原画」 6月14日(土曜)~8月17日(日曜) 観覧無料
エレナ・ラチッチ「セルビアのわらべ唄のために」(1997)
2014年6月14日(土曜)~8月17日(日曜)
当館のコレクションから、ブラチスラヴァ世界絵本原画展の1998年日本巡回展の出品作品を展示します。 観覧無料
ロシア文化フェスティバル2014 IN JAPAN〈新潟オープニング〉事業
ウスペンスキー氏による「チェブラーシカ」講演会 2014年6月14日(土曜) 終了しました
ウスペンスキー氏
チェブラーシカの生みの親でロシアを代表する児童文学作家のウスペンスキーさんの5年ぶりの来日を機に、チェブラーシカ誕生の物語とその秘密について、語っていただきます。
日時:2014年6月14日(土曜) 午前10時30分~正午
講師:エドゥアルド・ウスペンスキー氏 (チェブラーシカの生みの親:児童文学作家)
会場:新津美術館1F レクチャールーム
参加費:無料 定員:100名(定員を超えた場合抽選となります)
要事前申込み (申込受付開始:5月7日~5月29日必着)
申込方法 往復ハガキで、〒951-8550(住所記入不要)新潟市役所国際課「チェブラーシカ講演会係」宛に、【チェブラーシカ講演会参加希望 (1)参加者氏名・ふりがな(ハガキ1枚に2名まで)(2)代表者住所(3)電話番号】を明記の上お申込み下さい。
(定員を超えた場合は抽選となります)
主催 ロシア文化フェスティバル日本組織委員会・ロシア連邦文化省・ロシア連邦外務省 共催 新潟市
ロシアコレクション・古写真展 『明治の風景とそこにいた人々』 2014年6月20日(金曜)~6月29日(日曜) 終了しました
ロシアのコレクターが所蔵する明治の日本で撮影された古写真から、街の風景と人々を撮影した写真を展示します。
動乱の幕末と明治維新を乗り越え、西洋化の波の中で生きる人々の姿を写した、貴重な写真をお楽しみ下さい。
日時 2014年6月20日(金曜)~6月29日(日曜) 午前9時30分~午後5時
会場 新津美術館1階 市民ギャラリー
後援 一般財団法人日本カメラ財団、公益社団法人日本写真家協会
新津美術館のやさしいサービス
あいてマンデ~!
会期中月1~2回は月曜開館します。7月28日(月曜)、8月11日(月曜)は〈あいてマンデ~!〉です。
託児サービス
専門スタッフが、お子様を無料でお預かりします。(要事前申込み)
期間中の第2・第4の木曜・土曜日 午前10時から正午 対象:生後6ヶ月から就学前のお子様 定員:3名程度
要事前申込み、利用日の3日前までにお電話でお申込みください。新津美術館 電話:0250-25-1300
イベント時の託児サービス(イベント実施日のみ、6月14日、7月13日) 利用日の7日前までにお電話でお申込みください。
定員:10名程度
こどもタイム
会期中の第1・3木曜・日曜日 時間 午前10時~午後1時
会場に音楽が流れます。親子で会話を楽しみながらご鑑賞下さい。
交通案内
電車をご利用の場合
JR古津駅から徒歩25分
JR新津駅からタクシー15分、またはJR矢代田駅からタクシー5分
JR新津駅から 新津駅東口から秋葉区バス「新津駅西口行」に乗車、「美術館・植物園前」下車徒歩すぐ。または、新潟交通バス「矢代田経由白根・潟東行」に乗車、「新津美術館入口」下車徒歩5分
JR矢代田駅から 秋葉区バス「新津駅東口行」に乗車、「美術館・植物園前」下車徒歩すぐ。または、新潟交通バス「新津駅行」に乗車、「新津美術館入口」下車徒歩5分
お車の場合
新潟駅方面から:国道49号線を茅野山ICで403号線「三条・加茂方面」に進み「県立植物園入口」で左折、道なり約3分。
磐越自動車道:新津ICから約20分、または新津西スマートICから約15分 (新津西スマートICは福島方面への出入りはできません。)
無料駐車場170台あり(県立植物園駐車場も駐車可)
新津美術館 交通案内(周辺バス時刻表)(PDF:144KB)
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