共鳴、あるいは不協和音 新潟市美術館と新津美術館の両館所蔵品による
最終更新日:2024年11月8日
会期 令和7年1月18日(土曜)から3月9日(日曜)
休館日:月曜日(ただし2月24日、3月3日は開館)
新潟市美術館と新津美術館が6つのテーマで共鳴する(あるいは不協和音を奏でる)展覧会です。
ポスター画像
絵画から彫刻、写真、プロダクトデザイン、そして美術館建築まで、約60件を展示します。
【出品作家】
秋山庄太郎、クロード・ヴィアラ、大竹伸朗、金沢健一、草間彌生、倉俣史朗、高岡典男、立花みどり、建畠覚造、天童木工、東松照明、冨井大裕、中島萬木、二村裕子、野田裕示、林美紀子、原田哲男、張替正次、ヴァーナー・パントン、前川國男、増井和弘、最上壽之、横山正+アルセッド建築研究所、渡邊利馗…などなど
企画展「共鳴、あるいは不協和音」チラシ表面(PDF:957KB)
展覧会チラシ(A4変型サイズ、両面印刷で配布)
企画展「共鳴、あるいは不協和音」プレスリリース(PDF:1,550KB)
会期 | 令和7年1月18日(土曜)から3月9日(日曜) |
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休館日 | 月曜日(ただし2月24日、3月3日は開館) |
開館時間 | 午前10時から午後5時(券売は午後4時30分まで) |
観覧料 | 一般500(400)円、大学・高校生300(240)円、中学生以下無料 |
主催 | 新潟市新津美術館 |
託児サービス |
日時:会期中の第2・第4の木曜・土曜、午前10時から正午
下記関連事業欄でご案内しています。 |
展覧会の見どころ
6つのテーマで両館の共通点と個性をご紹介します。
1.美術館と裏山
野外彫刻とブナ林が四季を伝える「山の庭」を有する新潟市美術館と、背後に古津八幡山遺跡を臨む新津美術館。野外彫刻のマケット(小型の試作バージョン)や山を表わした作品を通じて、両館の屋外空間と展示室を(想像の中で)行き来していただきます。
2.草間彌生と花々
両館の所蔵する草間作品(版画やオブジェ約10点)と、新津美術館所蔵の秋山庄太郎、東松照明の写真作品により、時に可憐に、時に生々しい艶やかさを放つ花や植物の表現を紹介します。
3.美術館に夜の灯り
ネオン瞬く大竹伸朗の大作《日本景/夏の海》と、倉俣史朗デザインのガラス製のバーカウンターを、照明を落とした展示室で紹介。夜のムード漂う空間を創り出します。
4.作品としての美術館
新潟市美術館[1985年開館、前川國男設計]と新津美術館[1997年開館、横山正+アルセッド建築研究所設計]。両館の個性が顕著に提示された開館当初に注目して、建築と事業の両面から紹介します
5.美術を奏でる
金沢健一《音のかけらN4》は、鉄製プレートを専用のマレットなどで叩いて、眼と耳と手で味わう作品です。楽譜にみえる(かもしれない)抽象絵画とともに展示します。
6.素材とスケール
新潟市美術館所蔵品より最大規模の2点、クロード・ヴィアラ《無題》(幅約6m)と野田裕示《Work-1316》(幅約7m)を紹介。あわせて、フェルトによる冨井大裕作品、同じイメージをサイズ・技法を変えて表現した張替正次の絵画を展示して、素材とスケールに対する感覚を揺さぶります。
関連事業
パフォーマンス To Strike The Iron
音の出る彫刻《音のかけらN4》を作者本人が生演奏します。
講師 金沢健一氏(出品作家、彫刻家)
日時 2月16日(日曜)午前11時から、午後2時から(各回30分程度)
会場 新津美術館展示室1
事前申込不要、無料(ただし要当日観覧券)
イベント参加のための託児サービス
日時 2月16日(日曜)午前10時から12時、午後1時から4時
対象 生後6ヶ月から就学前のお子様
定員 3名程度
申込 利用の3日前までに新津美術館に電話(0250-25-1300)でお申込みください。
こどもタイム 金沢さんバージョン
音楽とともに展覧会を楽しんでいただく当館の名物事業「こどもタイム」。
今回は、出品作家、金沢健一氏が2000年に当館で実施したパフォーマンスの音源を展示室に流します。
日時 1月19日(日曜)、2月2日(日曜)・6日(木曜)・20日(木曜)、3月2日(日曜)・6日(木曜) 各日午前10時から午後1時
絵本のよみきかせ
「こどもタイム」に合わせて、「音」の表現が楽しい絵本を読みます。大人にもおすすめです。
読み手 新津美術館ボランティア
日時 3月2日(日曜)午前11時から(30分程度)
会場 新津美術館1階(無料エリア)
事前申込不要、無料
担当学芸員による見どころ解説
講師 新津美術館学芸員
日時 2月1日(土曜)午後2時から(30分程度)
会場 新津美術館展示室
事前申込不要、無料(ただし要当日観覧券)
イベント参加のための託児サービス
日時 2月1日(土曜)午後1時から4時
対象 生後6ヶ月から就学前のお子様
定員 3名程度
申込 利用の3日前までに新津美術館に電話(0250-25-1300)でお申込みください。
美術講座「作品としての新津美術館」
1997年「従来の美術品展示の枠を超える」ことを目指して開館した新津美術館。開館当初の特色ある事業や、建築の見どころなどを紹介します。
講師 上池仁子(新潟市新津美術館学芸員)
日時 2月24日(月曜・振替休日)午後1時30分から3時
会場 新津美術館レクチャールーム
定員 50名
事前申込不要、無料
イベント参加のための託児サービス
日時 2月24日(月曜・振替休日)午後1時から4時
対象 生後6ヶ月から就学前のお子様
定員 3名程度
申込 利用の3日前までに新津美術館に電話(0250-25-1300)でお申込みください。
美術講座「悲しき彫刻―パブリックアートとはなにか」
本展出品のマケットは、1994年開催の「野外彫刻大賞展」で受賞し、新潟市内に実際に設置されました。彼らの“その後”を追いながらパブリックアートの歴史をひもときます。
講師 荒井直美(新潟市美術館学芸員)
日時 3月1日(土曜)午後1時30分から3時
会場 新津美術館レクチャールーム
定員 50名
事前申込不要、無料
イベント参加のための託児サービス
日時 3月1日(土曜)午後1時から4時
対象 生後6ヶ月から就学前のお子様
定員 3名程度
申込 利用の3日前までに新津美術館に電話(0250-25-1300)でお申込みください。
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