庁議概要(令和3年4月1日)
最終更新日:2021年4月8日
連絡事項
1 今年度新設した都心のまちづくり担当理事について(総務部長)
- 本日、「都心のまちづくり担当理事が所管する事務について」副市長名による依命通達を全庁に向けて発出した。
- 都心のまちづくり担当理事には、新潟駅周辺の整備や国による中・長距離バスターミナルの事業化、都市再生緊急整備市域の指定等を見据え、万代・古町地区を含む都心全体の再生、活性化を着実に進めるために、組織横断的な取組を強力にけん引していただく。
- 関係部門の皆さんからは、リニューアルされる新潟駅から万代、古町地区に至る都心の魅力あるまちづくりや、賑わい創出などを更に推進するため、積極的にご協力いただきたい。
2 事務の適正な執行について(総務部長)
- 年度替わり、繁忙期に加え制度改正や人事異動などが重なり事務処理ミスの起きやすい時期である。
- 各所属長の皆さんからは、今一度、制度改正による変更や、引継ぎ不足による事務の未処理などのミスがないよう、事務の適正な執行について、改めて所属職員を指導していただきたい。
市長より
- 昨年から、予想だにしなかった新型コロナウイルス感染症に直面している。本市では、全庁を挙げて感染拡大防止と社会経済活動の両立に向け、これまで200以上の事業に取組んでいる。
- これから新型コロナウイルスのワクチン接種も始まるが、市民の皆さんが円滑に接種できる体制の構築をお願いしたい。
- 今、コロナ禍によって、多くの人が働き方や暮らし方を見つめ直しており、デジタル化といった社会の変化が加速していることを踏まえ、ウイズコロナ・ポストコロナ社会に向けたまちづくりを着実に進めていきたい。
- 現在、新潟駅周辺整備等によって、まちづくりの大きな転換期を迎えているが、このような転換期を見据え、新潟市が「暮らしやすいまち」「訪れたいまち」「ビジネスを展開するまち」として、「選ばれる都市 新潟市」となるよう、官民一体となって取組を進めていきたい。
- 最近特に重要と考えていることは、職員同士の横の繋がり、情報の発出である。まちづくりに関することや災害対応といった際には、市役所一丸となって取組んでいただきたい。また、どのような情報をどの媒体で発出すれば、その情報を必要とする方々に届くかということを、職員の皆さんには日頃から考えていただきたい。
高橋副市長より
- 私たちの仕事は、何気ない日常の暮らし、当たり前の暮らしを支える仕事でもある。その意味では、まずは足元の感染拡大防止、そして子どもから高齢者までそれぞれの世代が眺める明るい未来を作っていくことが大切である。
- 次期総合計画の策定が年度途中から段階的に進んでいくが、市長が提示した「選ばれる都市 新潟市」というビジョンを武器に進めていただきたい。
- 市民の皆様から信頼を得るには長い時間がかかり、失うのは一瞬であるため、内部統制やコンプライアンス等の様々な指針を部下と共有していただきたい。
- 庁議の皆さんは部門の長であると同時に市役所の経営幹部でもある。重要な役割を果たすためにも、市役所の全体を眺めながら、また皆さんの心身の健康も保っていただきたい。
- これだけ変化している時代においては、日頃から「なぜ」を発信し、答えを見つけていくということが大切だと考えている。ポストコロナ時代に、大いに「なぜ」を発信し、そして答えを見つけてほしい。
朝妻副市長より
- 新規採用職員の発令にあたり、それぞれの業務で必ず面白いと思えることがあるはずであり、それに気付くように取組んでほしいと伝えた。また、先輩職員の背中を見て育つというところがあるため、それぞれの部区において先輩職員の皆さんに今一度お伝えいただきたい。
- 当面は新型コロナウイルス感染症と付き合わなければならないが、去年1年間のコロナ禍で気付いたこと、気付かされたことを踏まえて、また1年取り組んでいただきたい。
井崎教育長より
- 教育委員会の課題のほとんどは教育委員会だけでは解決できないため、各機関との深い関係性が必要である。各機関の皆さんには、教育委員会と連携しつつ、様々な課題の解決に向けてご協力をお願いしたい。
佐藤水道事業管理者より
- 水道に関しては、コロナ禍ではあるが、大きな事故もなく、順調に業務を遂行している。今年も1年、全てのお客様に信頼される水道を目指して取組んでいく。
高井代表監査委員より
- 概ね3年に1回皆さんの所属を監査している。我々の健康を1年に1回人間ドッグ等で検査するように、3年に1回の監査が組織の健康診断であると思っていただきたい。
- 年度初めにあたり、何よりも組織が健康であることが大前提になってくる。監査を活用し、コロナ禍にあっても倒れない強靭な組織づくりをお願いしたい。
大谷病院事業管理者より
- 市民病院においては、新型コロナウイルス感染症に対し、強い感染予防策をしており、職員にかなり負担を強いている状況である。今後も、このような状況がしばらく続くと思われるため、関係する各所属の皆さんのご協力をお願いしたい。
市長より
- 市内の感染状況について、新規感染者数は3月だけでこれまでの3分の1に相当する205人の感染が確認され、感染経路不明の割合も増えており、このまま増加が続くと医療提供体制のひっ迫が懸念される。
- こうした状況を受け、昨日午後、花角知事と新潟市の感染状況について意見交換を行い、現在の新潟市の状況についての危機感を共有し、更なる感染拡大が見られれば、更に強い対策を取らざるを得ないという共通認識を持ったところである。
- 今日と明日の2日間の感染状況を確認してからの最終判断になるが、県が明日、対策本部会議を開催し、新潟市内飲食店等に対して営業時間短縮の要請をする見込みである。
- 関係部署においては、営業時間短縮になった場合に備えて、出来る限りの対策を検討しておいてもらいたい。
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