庁議概要(令和3年5月31日)

最終更新日:2021年6月2日

連絡事項等

1 全市一斉地震対応訓練の実施について(危機管理防災局長)

  • 新潟市では、過去の災害の教訓を風化させることなく、更なる防災意識の高揚を図るため、毎年、新潟地震発生の日であり、新潟市の「防災の日」である6月16日に「全市一斉地震対応訓練」を実施している。
  • 「地震対応訓練」として、館内放送により大地震の発生を周知するので、その時、その場に応じて自分の身を守る行動をとっていただきたい。
  • その後、「情報伝達訓練」として、大津波警報が発令されたという想定で、スマートフォンなどの緊急速報メールが一斉に鳴り、避難情報が配信されるので、確認してほしい。
  • また「状況報告訓練」として、発災直後の被災・被害状況の把握、共有を図る。
  • 詳細は、資料1のとおり。

2 避難情報の名称変更について(危機管理防災局長)

  • 令和3年5月20日から避難情報の名称などが変わった。
  • 今後は、避難すべきタイミングを明確にし、災害発生だけではなく、発生直前、また切迫している状況でも出せる情報に見直し、命を守ってくださいということが伝わる名称となった。
  • また警戒レベル4と、警戒最高レベルの5の間に「警戒レベル4までに必ず避難」という文言が入った。
  • 警戒レベル3は「高齢者等避難」とターゲットを明確にして、高齢者や障がいのある方、移動に時間がかかる方、その避難者の支援をする方が避難するタイミングであると明確になった。
  • この変更については、ホームページ、防災メール、Twitter、LINE等で発信し、6月6日の市報にいがたで掲載する予定である。
  • 詳細は、資料2のとおり。

3 古町芸妓のクラウドファンディングについて(観光・国際交流部長)

  • みなとまち新潟の象徴的存在である古町芸妓は、新型コロナ感染症の影響により窮地に立たされている。
  • このピンチを自分たちの力で何とか乗り越えようと、現在クラウドファンディングに挑戦中で、6月末までに1000万円を集めることを目標にスタートしている。
  • 古町芸妓らしいお返しを用意した「スタンダードコース」から、お返しは不要とした方への「お気持ちコース」があり、3,000円から参加できる。
  • 伝統ある古町芸妓を応援していただくようお願いしたい。
  • 詳細は、資料3のとおり。

4 広告事業推進ガイドラインの策定について(財務部長)

  • 新型コロナウイルス感染症の影響により、市税収入の大幅な落ち込みが見込まれる大変厳しい財政状況の中、持続可能な財政基盤の強化に向け、広告収入など新たな歳入の増加への取組みが一層重要となっている。
  • これまでも広告事業に取り組んできたが、更なる推進を目指して、実務の推進の参考になるよう、『広告事業推進ガイドライン』を策定した。
  • 広告事業を取り巻く情勢は変化しているが、ニーズの変化を的確に捉えながら、各課より積極的な取組の展開をお願いする。
  • 詳細は、資料4のとおり。

5 新型コロナウイルス対策にかかる職員の応援体制について(総務部長)

  • 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、感染防止対策や、ワクチン接種推進のため、多くの部、区から兼務職員を派遣して頂くとともに、保健所の一部業務を自らの所属に引き取っていただいている。
  • 今回のような有事においては、市の持つ財産、予算、人材という「資源」を、いかに有効活用し、時機を逸することなく対応するかが重要となる。
  • スムーズな応援体制の構築に向けて、各所属においても、業務の属人化を防ぎ、柔軟な業務分担を図ることができるよう、日ごろの業務執行体制の見直しをお願いしたい。

市長より

  • 防災訓練について、新潟地震という過去の教訓から、いつ何時起こるかわからない災害への対応意識を植え付けることが重要だと考える。しっかりと訓練を実施し、新潟市民の皆さまにも防災意識を高めていただくきっかけにしてほしい。
  • 避難情報の名称変更について、新潟市民の皆さまへの周知の徹底をお願いしたい。加えて、災害に対する段階的な手順があり、最後に避難指示を出したら必ず避難するといったような、一連の流れを理解していただけるよう周知に努めてほしい。
  • 古町芸妓のクラウドファンディングについて、新型コロナウイルス感染拡大の中、伝統を守り抜くための取組である。ぜひ皆さんからの支援をお願いしたい。
  • 広告事業推進ガイドラインの策定については、各部、区にて検討してほしい。

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