「元気な農業」を応援し、活力ある新潟市に(2020年10月4日)

最終更新日:2020年10月4日

新潟市は全国一の水田面積を有し、コメをはじめ、さまざまな農産物が生産される大農業都市として発展してきました。
 
 しかし近年、主食用米の需要減や販売価格の低下、高齢化や後継者不足による担い手の減少など、農業を取り巻く状況は大きく変わりつつあります。この変化に対応すべく、本市では持続可能な農業経営の実現に向けた支援を行っています。
 
 特に、収益性の高い野菜、果樹、花卉(かき)などの園芸作物とコメの複合営農を推進し、産地全体として効率化を図り、経営改善やさらなる規模拡大を目指します。また、主食用米から加工用米や輸出用米などへの転換に取り組み、需要に応じた多様なコメの生産を推進します。
 
 さらに、新規就農までの技術的支援や経済的支援をすることで、将来に向けた意欲ある農業の担い手を確保・育成します。
 
 農業者の皆さんが夢と生きがいを持って農業に取り組めるよう、今後も多様な支援を通じて農業所得の安定・向上に努め、「活力ある拠点都市新潟」の実現につなげてまいります。
 
 
新潟市長 中原 八一
 
市報にいがた2728号(令和2年10月4日)掲載

 
 

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