秋葉区げんき!トークキャラバン 第3回

最終更新日:2021年4月2日

秋葉区自治協議会・新公募委員編

秋葉区の「げんき!」を発信していく区長のトークキャラバン。今回は秋葉区自治協議会の新たな公募委員、須藤皐月さんと土田貴好さんです。
秋葉区の魅力あふれるまちづくりに向けて、4月から始まる第8期自治協議会(令和3・4年度)において、みずみずしい感性に満ちたご意見・ご提言をいただけるものと思います。区民の皆さんもぜひ傍聴にお越しください。

上記フェイスブックページ(秋葉区公式フェイスブックページ)にもトークキャラバンについて掲載しています

【公募委員、海外経験】
夏目区長、以下「夏目」)このたびは自治協議会の委員をお務めいただき誠にありがとうございます。東京や海外での経験を経て秋葉区に戻られたと聞いています。今回公募委員に応募くださったのは、どんなお考えでしたか?
須藤委員、以下「須藤」)私は今まで自治協議会のことはよく知りませんでしたが、以前委員や会長を務められた方から聞き、締め切り直前に応募しました。高校卒業まで新津本町で育ち、東京の大学を卒業後、東京と中国広東省で証券関係の仕事をしていました。2019年に10年ぶりで地元に戻り、現在フリーランスで仕事をしています。会社に籍を置いて、仕事はリモートのような形で、自分だけで行っています。
土田委員、以下「土田」)前に公募委員を経験された方から勧められて、秋葉区のためになるならと、勉強しながらやってみようと思いました。大関の出身で、現在舞踊家として活動しています。高校・大学とダンスを続け、りゅーとぴあのNoismでの研修を経て東京で活動し、2018年から2年間文化庁の新進芸術家海外研修員制度でドイツにて学びました。昨年秋葉区に戻り新津本町にスタジオを置いています。この分野では東京や海外で活動する人が多いのですが、秋葉区が好きなので、地域とつながって発信し社会に役立てるものがあればと思っています。

【地元秋葉区に戻って】
夏目)人口の転入が転出を上回る「社会増」でもある秋葉区ですが、コロナ以降リモートワークが広がるなど、全国的にも地方から大都市への人口移動が減っているようです。ある程度利便性があり自然豊かな秋葉区は、これに適した場所だと思います。お二人とも海外生活を経て地元へ戻られての印象、きっかけや比較などはいかがですか?
須藤)今までは遠い場所での一人暮らしで、激務で忙しく仕事をしていましたが、今はゆったりとした感じで、すべてが広々として快適です。戻るきっかけは中国勤務が3年になり、会社で自分のできることの先がよくわかったことですね。その場所の生活やビジネス習慣もよくつかめましたし、またいつでも来ることはできるので、20代で一度新潟に戻ろうと。違いとしては、中国では競争が激しいこともあるのか、人々が自分の人生を強く意識して、自分で決めて毎日を生きていると感じました。
土田)10年くらい前から必ず地元に戻ろうと決めていて、その機が来たなという思いでした。地元愛から今秋葉区に住んでみて、応援してくださる方も多いですし、地域のポテンシャルを感じています。市内の他区も見て回ったのですが、自然もあり活動もできると思った場所はやはりここでした。ベルリンは多国籍なまちで、身近に芸術があり、地域の多世代の人が週末家族で気軽に近所のホールに舞踊や演劇を見に行くなど、国を超えて人々に文化が強く根付いていると強く感じました。

【コロナ禍での気づきとこれから】
夏目)地元に戻られてから一気に世界に拡大したコロナ禍の中で、何か新しい気づきなどはありましたか?
須藤)リモートでの仕事でわかったのは、回数や人数を減らすには合っていますが、やはり補完的なもので、話していてもそれだけではない、何かが決定的に違うということですね。研修や講演には有効だと思います。
土田)舞踊のレッスンなどで人を集めることが難しかったです。でも新しいことへ挑戦する機会が増えたり、違う視点で自ら考えたりでき、しっかり対策しながら前向きにとらえています。
夏目)会議にリモートを組み合わせると、むしろ参加者総数が増えることがあります。2月の自治協議会がその方式で開かれ、例えば子育て中で欠席を考えていた方でも参加して発言できたとのことでした。完全に回復するまではいろいろなツールを活用して、現状や今後の構想をお互い共有していくことですね。これからに向けてはいかがですか?
須藤)秋葉区に戻ってみて、自分の生活する場所・働く場所は好きに選べるものだと実感しています。今何となく摩耗して生きていると感じる人や、帰るきっかけを探している人の気持ちがわかるので、ここから発信していきたいですね。
土田)ウィズ・コロナの時代に向かい合い、イベントや面白い企画などを何らかの形で実現したりして地域の心をつないで、秋葉区が盛り上がっていくことに貢献できればと思います。
夏目)社会が必ずこの影響から回復する時に向けて、お二人からは日頃の活動やこれから始まる自治協議会を通じて、存分に「げんき!」を発信していただいきたいと期待しています。本日はありがとうございました。

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