秋葉区げんき!トークキャラバン 第8回
最終更新日:2022年3月16日
ユニーク保育士さん編
秋葉区の「げんき!」を発信していく区長のトークキャラバン。ユニークな活動を展開する保育士さんのお二人の楽しい話を、秋葉区文化会館の客席でお聞きしました。
上記フェイスブックページ(秋葉区公式フェイスブックページ)にもトークキャラバンについて掲載しています
秋葉区文化会館にて
TAMiさん
原知恵子さん
ドングリのパネルシアターを披露いただきました
【ユニークな活動】
夏目区長、以下夏目)保育士さんは保育園やこども園で子供たちを大切に預かってくれる頼れる存在ですが、お二人は少し違う活動をされているのですね。
TAMi(タミ)、以下TAMi)新潟発・歌のおねえさんとして活動6年目、ライブや動画などで保育士シンガーソングライターをしています。
原知恵子、以下原)赤ちゃん期専門のフリーランスの保育士として、子育て支援事業の企画運営をして赤ちゃん親子をサポートしています。
夏目)秋葉区自治協議会が区民の取り組みを支援する「きらめきサポートプロジェクト」にも応募されたとのことですが。
TAMi)原さんにも関わってもらって「ドタミファソラシ堂」というグループで、この文化会館ホールで開くファミリーコンサート「Akiha Fujin Rock Festival」を申請し、採択されました。実際にはコロナを考えてオンラインライブで4回開きました。3月には小さな対面ライブもできて、親子10組に楽しんでもらいました。
夏目)どこかで聞いたようなダジャレというか、オヤジギャグ気味のネーミングですね。
原)動画でもイベントでも、TAMiさんが考えると名前がいろいろ面白いのでみんなの興味を引いています。
TAMi)普段は子育て支援センター「森のいえ」のスタッフで、それ以外の時間に音楽をしています。ずっと曲を作ってバンド活動や弾き語りをしてきましたが、秋葉区で知り合った方に声をかけられて、親子向けの子育て支援イベントに出演したのがきっかけでこの活動を始めました。皆さんにとても喜んでもらえて、最初20人くらいのお客さんが、毎月開催するうちに会場いっぱいの100人以上になりました。
夏目)保育士さんと音楽活動が合体して、この6年の間に進化してきた感じですね。
TAMi)テレビで見るような「ファミリーコンサート」を生で求めている人がたくさんいるんです。誰でも知っている曲から始めて、その後親子向けにオリジナル曲を作るようになりました。この自作のパネルシアターは秋葉山のドングリ13種類を紹介する「すてきなすてきなどんぐりぼうし」という歌です。ほかにも食虫植物や毒キノコ、八珍柿の歌とか、子供たちと歌って踊るいろいろな動画もアップしています。
原)一度聞いたら耳について離れない、クセになる歌が特徴ですね。私は月に2回「パパママ銭湯」という催しを、秋葉区役所と小須戸温泉健康センター「花の湯館」と一緒に企画運営しています。平日の日中に限定親子4組、赤ちゃんを和室でお預かりして、お母さんたちは2時間の自由時間の間に、広いお風呂やカフェランチをゆっくり楽しんでもらうというもので、私は安心して預けられる環境を整える保育コーディネーターです。
夏目)それはやはり「お風呂」が大事なキーになりそうですね。
原)いろいろ考えたのですが、とにかくのんびりお風呂に入りたいのではないかなと。赤ちゃんを育てる時期はとても幸せですけどやはり何かと大変で、伸びる前のラーメンが食べたいとか、髪をゆっくり洗いたいといった思いがあるんですね。お風呂のあとご夫婦で話しながら食事する方、お母さん一人の時間を満喫する方、ママ友同士や上の子どもと来る方など、思い思いの過ごし方をされています。
【秋葉区での子育て・大好きなところ】
夏目)ご出身はどちらですか。秋葉区には引っ越してこられたのでしょうか。
原)私は東京の出身で、最初は夫の仕事の関係で9年前東区に住み始めたのですが、子どもを秋葉公園の「森のようちえん」に通わせることにして、そのために車の免許を取って毎日通いました。下の子の入園の時に秋葉区へ引っ越して、今年で3年になります。夫はその後各地に転勤がありましたがコロナ以降は自宅勤務ですし、自然豊かな新潟らしい秋葉区に来て本当によかったなと思って、東京の友達にもずっと言っています。
TAMi)東区の出身で、出産後も実家の近くに住んでいましたが、私も子どもの通う幼稚園・保育園を考える時に、テレビで見た「森のようちえん」を思い出しました。7年前に家を新築して引っ越して通わせました。
夏目)ここ秋葉区で大好きな場所とか特長はどこですか。
TAMi)ちょっと車で走るだけで、遠く旅行に出かけて来たかのような場所があちこちにあることですね。県立植物園とか白玉の滝とか、気分転換もできて素晴らしいと思います。
原)住宅街にある我が家の庭には何も無いのですが、となりのお寺の緑豊かな風景が山の中に住んでいるようで、日々リビングから眺めても非現実的なくらいです。しかも少し歩いて行くと高台に古津八幡山遺跡があって、すごく遠くまでの眺めが開けているのも素敵です。
【これからの取り組み】
夏目)弥生時代の”秋葉区民”も見た緑豊かな同じ風景を追体験できますね。そんな秋葉区でこれからどんなことに力を入れていきますか?
原)移住してたくさんの友達から支えられて子育てしてきました。実家から離れて暮らす親子も多いので、近くに頼れる人がいなくても「パパママ銭湯」のように、いろんな場面や場所で誰かに頼れるまちになるといいなと思います。
TAMi)とにかくこのホールでファミリーコンサートを盛大に開いて子育て世代のみなさんを応援したいと思っています。そして各地から集まる親子に秋葉区の魅力を知ってもらい、私も元気をもらいたいです!
夏目)まさにこの場所から元気いっぱいがんばりましょう!