秋葉区げんき!トークキャラバン 第5回

最終更新日:2021年5月10日

新成人編

秋葉区の「げんき!」を発信していく区長のトークキャラバン。今回はこのたび成人式を迎えられた新成人、高塚紗矢香さんと菅原翼さんです。
5月3日にウエブ方式で成人式を開催した秋葉区文化会館のステージでお話をうかがいました。

上記フェイスブックページ(秋葉区公式フェイスブックページ)にもトークキャラバンについて掲載しています

夏目区長、石山由美さん、池田琴美さんトーク
秋葉区文化会館ホールにて

夏目区長、石高塚紗矢香さん、菅原翼さん集合写真
写真左より菅原翼さん、夏目区長、高塚紗矢香さん

【成人式を終えて】
夏目区長、以下「夏目」)このたびは新成人おめでとうございます。毎年5月3日に開催する秋葉区成人式は昨年が延期の末中止、今年はライブ映像配信によるウエブ開催となりました。今回の新成人は717名。2000年から2001年にかけて生まれた学年で、SLばんえつ物語号が運行開始した次の年にあたります。たった今式典を終えたお二人から、自己紹介と今のお気持ちをお願いします。
高塚紗矢香さん、以下「高塚」)私は新津第一中出身で、現在東京で大学に通っています。
正直今はほっとしています。誰もいない会場で話すのは寂しい気持ちもありましたが、会場の外で待っている友人たちと久しぶりに会えるのが楽しみです。これから卒業後に戻ってくる時には、秋葉区に大きく寄与できるような人になっていきたいと思っています。
菅原翼さん、以下「菅原」)新津第五中出身で、秋葉区内で勤務しています。私もほっとしました。ウエブ開催で少し残念な気持ちもあるのですが、遠くにいる友人にも私が決意を述べる映像や声が届くことはよかったと思っています。何かと厳しいニュースが多い中で、秋葉区の成人式という明るい話題となります。日頃の仕事に取り組む中で、少しでも人々に元気を届けられるように頑張っていきます。
夏目)華やかで美しい振袖と、きっちりとしたスーツ姿のお二人です。今日この装いで会場に向かう時、ご家族とどんな言葉をかわされましたか。また、これまで秋葉区で学び暮らし、成長して成人を迎えられました。こんなところが好きという場所をお聞かせください。
高塚)「着物、意外と似合ってるね」と言われました(笑)。秋葉区で一番好きなのは、にいつ夏まつりですね。私も屋台に携わっているのですが、屋台が全部集まって来た時の新津本町が大好きです。
菅原)私は仕事で毎日スーツなので(笑)「頑張っていってらっしゃい」と普通に言われました。好きな場所は秋葉山です。陸上競技をやってきたので中学時代から何度も登っています。緑も多く登りやすく、頂上から秋葉区の景色を一望できるおすすめのスポットです。

【未来に向けて】
夏目)コロナ禍でも私たち秋葉区民の心の中は元気いっぱいということを、もっともっと広めていきましょう。若い皆さんには、このような状況だからこそ、当たり前だったことのありがたさに気づきつつ、コロナ後の未来に向かって力強く成長を重ねてほしいと思います。「新成人の言葉」をもう一度お聞かせください。
高塚)本日は、私たちのためにこのような機会を作ってくださり、関係者の皆様に感謝申し上げます。今、あらゆる価値観や生活様式は、新型コロナウイルスの爆発的な感染禍によって、逆境に立たされています。私たちはこの一年間我慢する事、苦しい事がたくさんあり、挫けそうになりました。でも、どんな時も味方でいてくれた家族をはじめ、仲間、先輩、恩師、そんな人と人との繋がりで、この場所に立つ事が出来ています。
私は高校卒業後、大学進学の為に上京し、初めて故郷を離れました。様々な出会いと経験をする事で、この秋葉区の街の素晴らしさ、人の温かさは宝物だと再確認する事が出来ました。卒業後は秋葉区に戻り、自然豊かな秋葉丘陵を活かした農業でこの街を更に輝かせたい。と考えています。
「物質主義に溺れる事なく、心身ともに健康で、いかなる逆境にも挫けない気骨と主体性の持ち主であれ。」これは、私が通う東京農業大学初代学長の言葉です。未来は、誰かが用意してくれるものではなく、私たち自身の行動で創るものだと考えています。
様々な人と出会い、経験を積み、記憶に残るような人間になりたいです。
最後になりましたが、秋葉区のますますの発展に寄与できる大人になる事を決意表明し、新成人代表の挨拶とさせて頂きます。
菅原)5月3日、本日私たちは、成人式という一つの大きな節目を、ここふるさと秋葉区で迎えることができました。様々な感染症対策を講じ、式の開催に当たりご尽力いただきました関係者の皆さま、全ての方々に心より感謝申し上げます。
そして、今日まで私たちを育て、励まし、ご指導いただきました家族や先生方、地域の皆さまに、本日私たちが無事成人を迎えたことをここにご報告するとともに、成人を迎えた今、改めて心より感謝申し上げます。
成人を迎えるまでのこの20年間の中で、私たちは、嬉しいことや楽しいこと、辛い出来事や悲しいこと、沢山の経験をしてきました。そのどんな出来事・経験にも両親の存在というのは大きかったのではないかと思います。楽しいこと嬉しいことがあれば自分のことのように喜んでくれた両親。悲しいことや辛いことがあれば一緒に悩み励ましてくれた両親。これからは、そんな両親の役を私たちが担う順番だと思います。そしてこれからは私たちが親孝行をしていく順番だとも思います。ここでみなさんにお願いです。この成人式が終わりましたら、この人生に一度の成人式の機会ですので、両親に「ありがとう」と改めて感謝の一言を伝えてみてください。それだけでもきっと親孝行になるはずだと私は思います。
現在、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大し、この成人式のみならず、楽しみにしていたイベントや友人との集まり、外出したり旅行したり学校に通うことすらも制限され、我慢を強いられる世の中になっています。この先の世界や未来が見通せない不安や恐怖にかられている人も多いのではないでしょうか。どうかみなさん希望を捨てないでください。明るい未来に期待を抱きましょう。現に私たちは、この制限される世の中で、できることや新しいことを探し、この状況に適応してきています。これからは私たちがそれぞれ自分の道で日々やるべきこと、当たり前のことを当たり前に行うことで、この状況を解決に向かわせることにつながると思います。
最後に、このあたたかいふるさと秋葉区の今後のますますのご発展と、新成人の皆さまの輝かしいご活躍を祈念いたしまして、誠に簡単ではございますが、新成人の言葉とさせていただきます。
夏目)熱い気持ちにあふれる素晴らしい言葉、ありがとうございます。改めて新成人おめでとうございます。ご家族の皆様にも心からお祝い申し上げます。

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