日本なし「新高(にいたか)」
最終更新日:2021年7月13日
あふれる果汁と豊かな香り
大型品種で、大きいものは1kgにもなり、見た目にも立派な品種で贈答用としても人気があります。交雑親は「長十郎」と「天の川」であり、当時日本で一番高い山であった台湾の「新高山」から、優れていることに事寄せて命名されました。(命名当時、台湾は日本の統治下にあり、3,766メートルの富士山より新高山が3,952メートルと176メートル高かった。)
果肉はやや粗めで柔らかく、あふれる果汁と酸味の少ない甘さが特徴です。
出荷期間:10月上旬~10月下旬
生産地区:市内全域
日本なし「新高(にいたか)」の栄養成分等(PDF:2,543KB)
作成者:公益財団法人 食の新潟国際賞財団
こぼれ話
古い書物に残った記録によると、新潟の梨の歴史は徳川四代将軍・家綱の頃にまでさかのぼります。横越町二本木の小次郎屋敷新田(現 新潟市)に植えた梨の木が、県内で一番古いものではないかと言われています。
当事、横越町では小阿賀野川の決壊により、小次郎屋敷新田の耕地が砂礫で60センチメートルから1メートル埋まりました。このため普通の作物は栽培できず、十数年間荒れ地のままでしたが、たまたま梨の木を植えてみたところ結実が良好だったため、栽培が蒲原地方にまで広がっていったとのことです。
新潟の日本なしは種類が豊富で、品種ごとに「味」、「香り」、「肉質」にそれぞれ特徴があります。
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