こども食堂等の開設を検討している方へ

最終更新日:2025年1月22日

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こども食堂等の開設を検討している方へ

こども食堂等(食品提供を行うこどもの居場所を含む)は実施内容により食品衛生法に基づく営業許可や営業届出が必要な場合がありますので、開設する前に保健所へご相談ください。また、安心・安全なこども食堂等を運営するため、「子ども食堂における衛生管理のポイント」を参考に衛生管理に努めましょう。

1:準備について

調理担当者は食品衛生責任者養成講習会を受講するなど、食品衛生に関する基本的な知識を習得するよう努めましょう。
調理施設の規模や設備、調理担当者の力量等に応じた無理のない献立や提供食数を決めましょう。
食品による事故が発生した場合に備えて連絡体制を整備しましょう。

2:調理施設について

調理施設は給湯設備や流水式手洗い設備などの調理施設の要件が整っている施設を使用しましょう。また、可能な限り、専用の施設や公共施設などの調理室を使用しましょう。
手洗い設備にはせっけん液や、ペーパータオル、消毒用アルコールを設置しましょう。

3:調理担当者について

作業開始前に調理担当者の健康チェックを行い、下痢、嘔吐の症状があるなど体調不良の人は調理や配膳に携わらないようにしましょう。
手指に傷がある人は調理行為に参加しないようにしましょう。
調理時には清潔な作業衣、帽子、マスクを着用しましょう。
トイレ使用後や調理前、盛り付け前、肉類や魚介類など生の食材を扱った後、清掃を行った後などには手指の洗浄消毒を行い、調理中もこまめに手洗いを実施しましょう。

4:調理について

肉類、魚介類、野菜等の生鮮食品については1回で使い切る量を調理当日に仕入れるようにしましょう。
野菜や果物、魚介は流水でよく洗いましょう。
前日調理は行わないようにしましょう。また調理完了後、概ね2時間以内に食べ終わる運営に努めましょう。
まな板や包丁、容器等の調理器具は用途別に使い分けましょう。(それが難しい場合は使用の都度、洗浄、消毒を行いましょう)
食品は中心部までよく加熱しましょう。(中心温度75℃で1分以上、ノロウイルスは85~90℃で90秒以上)

その他の注意点

原材料に含まれる異物の確認も含めて、調理作業中での異物混入を防止しましょう。
食物アレルギーを持つ方への対応について、緊急時の対応も含め、計画の段階でよく検討しておきましょう。特別な対応を行わない場合は事前にその旨を参加者に情報提供するようにしましょう。
献立、食数、調理者の健康管理、温度管理などを記録し、保管しておきましょう。安心・安全な食品提供にはHACCPに沿った衛生管理が有効です。導入を検討し、必要な記録を整備しましょう。
万が一の窒息等の事故に備え、応急処置の方法を確認するとともに、近隣の医療機関の緊急時の連絡先を控えておきましょう。

参考資料

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このページの作成担当

保健衛生部 保健所食の安全推進課

〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号
電話:025-212-8226 FAX:025-246-5673

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