令和5年度(第16回)国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」を受賞しました
最終更新日:2023年9月11日
新潟市下水道部は、令和4年度から、新潟市中央区にある新潟法律大学校と、下水道事業の広報に関して協働の取り組みを行ってきました。
この一連の取り組み成果により、このたび令和5年度(第16回)国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」(広報・教育部門)を共同受賞しました。
斉藤国土交通大臣と学生代表
国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」とは
下水道の使命を果たし、社会に貢献した好事例を表彰し広く発信することで、受賞者の功績を称えるとともに、他の多くの団体などが同様の取り組みを行うことで、健全な水循環および資源・エネルギー循環を創出する「循環のみち下水道」の実現を全国的に図ることを目的に、優れた取り組みを表彰する制度です。
現場の創意工夫や新技術活用の取り組みに関する「イノベーション部門」、災害対策に関する「防災・減災部門」、施設の長寿命化や計画的な維持修繕、事業運営、人材育成に関する「アセットマネジメント部門」、効果的な広報活動や環境・防災教育などの取り組みに関する「広報・教育部門」の4つの部門があります。
リンク:報道発表資料:「循環のみち下水道賞」表彰式を開催!~創意工夫のある優れた取組を表彰します~(外部サイト)
リンク:国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」とは(外部サイト)
新潟市下水道部と新潟法律大学校のこれまでの取り組み
新潟法律大学校より、履修科目「社会創生および総合政策」の一環として、公共マーケティング分野の実践的な学びのため、新潟市下水道事業の広報啓発活動をテーマに取り組みたいという申し出をいただき、協働の取り組みが令和4年からスタートしました。
まずは、市下水道部職員2名が同校の授業において4回の講義を実施し、市の下水道事業広報について学生たちの理解を深めました。
その後、下水道事業広報をテーマとした実践的な学びを展開する”Gゼミ(Gは「下水道」の頭文字)”が立ち上がりました。
市は、学生の考えたアイデアや事業計画に対する助言や監修、下水道広報用パネルなど備品の貸し出し、学生たちの実施する事業の広報、出前授業の見学や処理施設の調査などの支援・協力を行いました。
Gゼミは、学園祭での展示・縁日にはじまり、夏休み時期の親子下水道教室(「わっしょい!下水道フェスティバル」)、県立村上桜ケ丘高校の探究型授業実施など、子どもや若い世代に向けた学習型イベント・教育プログラムをつうじた下水道広報の企画・実践に取り組みました。
こうした学生たちの創意あふれる主体的な取り組みが評価され、このたびの受賞となりました。
また、一連の取り組みは、ことし3月に、東京大学公共政策大学院が主催する協働のコンテスト「チャレンジ!オープンガバナンス2022」でも、「連携体制賞」、「JIPDEC賞」の2賞を獲得しています。
リンク:新潟市の下水道事業広報に関する協働の取り組みがコンテストで受賞!
令和5年度も、学生たちの企画・実施による取り組みが続けられています。
リンク:Facebookページ「にいがたを下水道で支え隊」(外部サイト)
表彰式が行われました
令和5年9月8日(金曜日)、東京都千代田区にある国土交通省において、表彰式が執り行われました。
表彰の様子
国土交通大臣・他都市・団体代表との記念写真
新潟法律大学校・市下水道部チーム