新潟市の下水道事業広報に関する協働の取り組みがコンテストで受賞!
最終更新日:2023年5月26日
新潟市下水道部と新潟法律大学校(NSGカレッジリーグ)の協働の取り組みが、協働事業コンテストの「チャレンジ!!オープンガバナンス2022」(東京大学公共政策大学院等共催)において、「連携体制賞」と「JIPDEC賞」の両賞を受賞しました!
「チャレンジ!!オープンガバナンス」とは
市民と行政の新しい協働を目指して行われるコンテスト「チャレンジ!!オープンガバナンス」は、東京大学公共政策大学院のプログラムとして2016年から毎年開催され、今回で7回目となります。
令和5年3月5日(日曜日)に東京大学弥生講堂一条ホールにおいて最終審査があり、新潟市2チームを含むファイナリスト12チームがプレゼンテーションを行いました。2022年1月から始まった下水道部と新潟法律大学校との一連の取り組みが評価され、「連携体制賞」(自治体に贈られる賞)と「JIPDEC賞」(協賛団体である(一財)日本情報経済社会推進協会の賞)の2つの賞を受賞しました。
アートを使った取り組みチームによる最終審査プレゼンテーション
探究型学習チーム・連携体制賞の表彰
新潟法律大学校“Gゼミ”との協働
新潟法律大学校より、履修科目「社会創生および総合政策」の一環として、公共マーケティング分野の実践的な学びのため、新潟市下水道事業の広報啓発活動をテーマに取り組みたいという申し出をいただき、協働の取り組みが令和4年1月からスタートしました。
まずは、市下水道部職員2名が同校の授業において4回の講義を実施し、市の下水道事業広報について学生たちの理解を深めました。
その後、下水道事業広報をテーマとした実践的な学びを展開する”Gゼミ(Gは「下水道」の頭文字)”が立ち上がりました。市は、学生の考えたアイデアや事業計画に対する助言や監修、下水道広報用パネルなど備品の貸し出し、学生たちの実施する事業の広報、出前授業の見学や処理施設の調査などの支援・協力を行いました。
Gゼミでは、学園祭での展示・縁日にはじまり、夏休み時期の親子下水道教室(「わっしょい!下水道フェスティバル」)、県立村上桜ケ丘高校の探究型授業実施など子どもや若い世代に向けた学習型イベントの取り組みと、下水道をモチーフとしたアートを使ってイベントを展開する取り組みの2つの具体的な動きがありました。
これら2つのチームが、前述の「チャレンジ!オープンガバナンス2022」にエントリーを果たし、見事両チームともファイナリストの12組(※応募総数は60組)に選ばれました。
やる気とアイデアにあふれる学生達と、その指導にあたる担当教諭からなる新潟法律大学校“Gゼミ”は、協働のパートナーとして素晴らしい成果を残しました。