被災建築物のアスベストにご注意ください
最終更新日:2024年1月4日
災害時には建物の倒壊・損傷によりアスベストを含む建材が露出している可能性があります
令和6年能登半島地震では多くの建築物等が被災しましたが、一般家屋にもアスベストを含む建材が使用されている場合があります。
アスベストは、ばく露後15~40年程度経過後に肺がんや中皮腫等を発症する原因の一つとなっています。
アスベストのばく露を防ぐために、住民の皆様におかれましては次の点にご注意いただきますようお願いします。
注意が必要な状況・作業等
1 解体等工事の粉じんが気になる場合に、長時間いなければならない場合。
2 一部倒壊した建物の屋内あるいはその周辺で作業を行う場合。
3 がれき等の移動や撤去を行う場合。
ばく露防止のための対策方法
1 防塵マスクを装着する。
2 むやみに解体現場には近づかない。
3 スレート等アスベストが含まれている可能性がある建材については、破砕、切断等の粉じんが発生する作業は極力避ける。このような作業を行う場合、またこれら建材を含むがれきの移動や撤去の際は、できるだけ散水を行い、粉じんの発生を防ぐ。
防じんマスクについて
粒子捕集効率が95%以上の、国等の規格に適合した防じんマスクを使用してください。(規格DS2以上)
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