新潟市ハチ情報 令和6年度 第2号
最終更新日:2024年6月25日
働きバチが羽化する時期です
新潟市では6月下旬から7月上旬にかけて、女王バチが新たに巣作りをしてきた巣から、働きバチ
が羽化し始める時期です。
働きバチが羽化し始めると、女王バチは産卵、働きバチは子育て及び巣作りと役割分担がなされ
それにより巣も形を変えてどんどん大きくなってきます。
スズメバチの巣
スズメバチの巣は働きバチが羽化し始めると、営巣初期のとっくりを逆さにした様な形から
丸いボール状の形になり、働きバチの数が増えるにつれてどんどん大きくなります。
営巣初期の頃の巣
働きバチが羽化し始めたころの巣
働きバチが羽化し始めたころの巣の内部
アシナガバチの巣
アシナガバチの巣の外観は、営巣初期も最盛期も変わりありません。
働きバチの羽化が本格化し、数が増えてくると巣の大きさが大きくなっていきます。
営巣初期の巣
働きバチが羽化し始めたころの巣
刺傷被害に注意しましょう
働きバチの羽化が本格化するとともに、ハチによる刺傷被害も増えてくるので注意が必要です。
ふだん庭先を飛んでいるハチが、むやみに人を攻撃してくることはありません。ハチは巣に対する
防衛本能が強いため、巣に近づいたり、刺激を与えると威嚇・攻撃をしてきます。
人間の生活空間の近くに営巣するケースが多いコガタスズメバチやセグロアシナガバチは、庭木の
枝や生垣の中などに営巣する事例が多いため、巣があることに気づかずに庭木の剪定等を行ってい
て、刺傷被害にあったという事例が多く聞かれます。
これからの季節、庭仕事をされるときは近くにハチの巣がないか、ハチが樹木の中から出入りして
いないか等よく確認してから行うようにしましょう。
ハチの巣の駆除について
・新潟市ではハチの巣の駆除は行っておりません。
(ハチの巣の駆除は、巣ができた土地・建物の所有者または管理者の責任において処理していただく事になります。)
・ハチに関する相談や駆除業者の案内は、保健所環境衛生課(電話:025-212-8269)までお電話ください。
このページの作成担当
〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号(新潟市総合保健医療センター3階)
墓地・斎場に関すること 電話:025-212-8263
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