5 鳥屋野潟南部の開発は取りやめて西堀ローサが今後も商業施設としてたくさんの人で賑わう施設にしてほしい
最終更新日:2023年11月13日
受付日:令和5年7月 年齢:30歳代
ご意見・ご提案
最近の報道で「西堀ローサは商業施設としての再生は厳しい」ということで地下施設の利点を生かした活用方法について検討していると聞きました。
市長は再開発の促進や民間企業の誘致など、中心市街地が多くの人で盛り上がり活力ある街になるような政策を多数行っているのでとても期待していたのですが、この報道を聞いた時は正直がっかりしました。
西堀ローサを含む古町や本町など中心市街地の衰退に歯止めがかからないのは、郊外に商業店舗を多く出店し過ぎているのと、その影響で古町周辺に集客力のある魅力的な商業店舗が少なくなってしまったのが大きな原因で、BRTで乗り換えが発生したからでも、駐車場が有料だからでもありません。
万代シテイもバスの乗り換えが必要な場合もありますし、駐車場も有料ですが、集客力のある魅力的な商業店舗が多いので休日を中心に多くの人で賑わっています。
一方、最近は郊外の鳥屋野潟南部地区で商業店舗の誘致をしようとしているそうですが、市は中心市街地の再開発に力を入れているはずなのに、なぜその逆効果になる郊外開発をしようとするのでしょうか?
中心市街地の衰退に歯止めがかからない原因が郊外の商業店舗なのですから、今すぐ鳥屋野潟南部地区の開発を取りやめるべきです。
郊外は中心市街地に比べて税収が少ないはずなので、郊外に税金を投入してもリターンが得られず無駄になると思います。開発を取りやめれば、そこに投入する予定だった税金を西堀ローサの家賃補助や改装などに充てることもできます。
旧新潟三越跡地の再開発計画もありますし、それが完成すればたくさんの人を集めることができ、無駄にはならないと思います。
西堀ローサは市内外の人が買い物を楽しむためにも、新潟市が活力ある街になるためにも、政令指定都市として大きく発展していくためにも重要な場所なので、商業施設としてたくさんの人で賑わう場所にしてください。
回答
「西堀ローサについて」
西堀ローサは、新潟市などが出資する新潟地下開発株式会社が設置・管理する地下街です。同社では、利用者ニーズを捉えた今後のあり方や環境整備を検討しています。
また、本市としても、西堀ローサは古町ルフルや中央区役所など行政機関とも直結し、雨風の影響を受けない全天候型の施設として有効活用できると考えています。
施設の活用については、いただいたご意見も参考にさせていただきながら、こうした地下の特性を活かして、市民の方々が求める街の機能、市民に喜ばれる利用方法が実現できるよう、運営主体とともに、市としても検討を進めていきます。
「鳥屋野潟南部地区について」
鳥屋野潟南部地区は、鳥屋野潟南側の新潟中央ICから新潟亀田ICに囲まれる約270ヘクタールの区域を4つのゾーンに分け、新しい都市機能の導入を図っていくことを主な目的に、新潟県、亀田郷土地改良区と本市の3者による「鳥屋野潟南部整備推進協議会」を立上げ、平成元年から開発を推進してきています。
現在、地区東側の「住居・交流拡大ゾーン」では、地権者を中心として土地区画整理事業による民間開発の検討が進められており、大型商業施設の誘致も視野に調整を図っていると聞いています。
市としましては、当地区を古町や万代など都心の機能を補完する複合拠点として位置付けており、広域集客施設のスタジアムや交通インフラに近接した本地区の特性を活かした開発により、都市としての魅力の向上や交流人口の拡大が図られることで、更なる拠点性の向上に繋がるまちづくりが進むことを期待しています。
引き続き、関係地権者の開発検討の進捗にあわせて、必要な法手続きや予算措置などを講じながら整備を促進していきます。
回答日:令和5年7月
担当課:商業振興課、まちづくり推進課
このページの作成担当
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