江南区役所だより 第336号(令和3年4月4日) 1ページ
最終更新日:2021年4月4日
【特集】令和3年度 江南区 特色ある区づくり事業
令和3年度の江南区の主な事業の中で、区民との協働による取り組みや区独自の課題解決に向けた取り組みを行う「特色ある区づくり事業」を紹介します。今年度も「磨く」「活かす」「守る」の視点で「笑顔あふれる江南区」を目指します。
【磨く】地域が持つ「宝」を磨いて可能性を引き出し、まちの活力向上につなげます。
「農」に親しむ 247万円
市街地周辺に農地が近接し、豊かな農産物を身近に感じることができる江南区の特性を活かし、区民がより「農」に親しむことで、地元生産者や農産物への理解を深めるとともに、さらなる地産地消の推進を図ります。
地域ブランド「亀田縞」の販路拡大 200万円
これまで地域ブランド力の強化に取り組んできた亀田縞を、さらに地域アイデンティティとして確立させ、地域での活用の拡大を目指すことで地場産業の振興と発展につなげます。
文化芸術の創造・発信 225万円
江南区の文化・芸術の発信・活動拠点である文化会館を活用して、区民の文化・芸術に対する関心を高め、同館の利用を促進します。
【活かす】地域資源を生かし、まちの魅力を高めます。
(新規)北方文化博物館を活用した文化発信事業 170万円
国登録有形文化財である県下最大級の豪農の館「北方文化博物館」を舞台に、地域が誇る伝統・文化に触れる機会を提供することで、江南区に対する愛着の向上を図ります。
(新規)「江南区をPR」魅力発信プロジェクト 120万円
区民だけでなく、首都圏などの20歳代の就職活動の学生から子育て世代の若者などをターゲットに江南区の住みやすさや魅力などを発信することで、江南区への移住の促進を目指します。
地域商業活性化支援 250万円
拠点商業地の亀田本町商店街および亀田三・九の市を含む周辺の賑わい創出にむけ地域の多様な団体による取り組みを支援します。また、商業団体などと連携し、区内の商業活性化に向けた取り組みを推進します。
いい汗 いい食 江南健幸ライド 150万円
阿賀野川、小阿賀野川、信濃川など、水と緑のネットワークを形成する資源を活用し、整備したサイクリングロードの利用促進に取り組むとともに健康づくりの推進や交流人口の拡大を図ります。
江南区ぐるっと巡って発見・体験ツアー 140万円
固有の文化や伝統を有する5地区で構成される江南区で、それぞれの観光資源の発掘、深掘りを行うとともに、その情報を発信・提案することで集客と関係人口の拡大を図ります。
江南区未来づくりプロジェクト 90万円
区の豊かな田園・自然環境や、充実した商工業、良質な住宅地、交通網などの強みを最大限活用するための方策について、「雇用創出」「居住促進」「交通環境」の視点で検討・実践することで、人口減少に歯止めをかけます。
みんなで語り、考える 使いやすい公共交通 70万円
江南区は区バスのほか、複数の住民バスが運行していることから更なる連携強化や啓発活動を通じ、区民がより使いやすい公共交通の実現につなげます。
(仮称)小阿賀野川フィッシング大会 20万円
小阿賀野川などの水辺空間を活用し、新たな魅力の創出と交流人口の増加につなげます。
【守る】区民の皆さまの安心安全で健康な生活を守ります。
江南区ふれあい・ささえあいプランの推進 349万円
区民・福祉団体・コミュニティ協議会・区社会福祉協議会・区役所などが協働することで、区内の地域福祉を推進し、江南区地域福祉計画の基本理念「みんなでささえあい安心して暮らせるまち“江南区”」の実現を目指します。
江南区安心・安全な地域づくりの推進 270万円
三方を川に囲まれ浸水被害や河川の氾濫などが懸念される江南区において、区民が「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識の醸成や地域防災力の強化を図り、安心安全な地域づくりを推進します。
地域で見守り応援事業~見守る目、見守る心~ 99万円
地域の中で、認知症高齢者を支援したい人、子育て応援をしたい人を掘り起こし、地域全体で認知症高齢者や子育てを見守ることで、高齢者や子育て世代を支え、安心して暮らせる地域を実現します。
【磨く・活かす・守る】
区自治協議会提案事業 500万円
江南区モビリティプロジェクト(まちづくり部会)
誰でも安心して安全に暮らせるまちづくりプロジェクト(安心安全部会)
多世代交流“みらい”プロジェクト(環境・教育部会)
地域課題解決サポートプロジェクト
新年度区長挨拶
互いに尊重し、思いやる心で
3年ぶりの大雪であった冬もようやく過ぎ、暖かい春を迎えることが出来ました。降雪が続いた際には除排雪が追い付かず、区民の皆さまに多大なご迷惑、ご心配をおかけしました。今後、体制の見直しも含め、さらなる改善に努めてまいります。
また区民の皆さまには新型コロナウイルス感染拡大防止に日々、ご協力をいただいておりますことに心から感謝申し上げます。ワクチン接種が始まるとはいえ、まだまだ気の抜けない状況が続きます。区民の皆さまには引き続き、マスクの着用や手指消毒の徹底など、感染防止に努めていただくようお願い申し上げます。
一方で、様々な交流機会の減少による地域経済活動への影響は甚大であり、特に飲食・観光・交通関連産業などは厳しい経営状況に置かれています。これら業界への支援として、区のみならず市全体で様々な事業に取り組んでいます。例えば「地域で弁当交流応援事業」では、地域の割烹などから団体や企業が弁当を購入する場合、その費用の一部を補助するといった取り組みを行っていますが、区民の皆さまも補助要件をご確認のうえ、是非ご利用いただきますようお願いします。
困難な状況が続くとき、それを乗り越えていく力は、やはり「互いに尊重し思いやる心」だと思います。その醸成に努めながら今年度も「緑と調和した 賑わいと安らぎのあるまち 江南区」の発展に尽力してまいります。
江南区長 米山 弘一(ひろかず)