江南区役所だより 第345号(令和3年8月15日) 1ページ
最終更新日:2021年8月15日
【特集】かめだ祭り
問い合わせ 産業振興課 商工観光・文化スポーツグループ 電話:025-382-4809
毎年、8月25日・26日は亀田の夏の風物詩とも言える「かめだ祭り」が開催されますが、昨年に引き続き今年も新型コロナウイルスの感染拡大に配慮することから中止となりました。
亀田小学校や亀田西小学校では、総合学習の一環として亀田岩万燈保存会の指導のもと「岩万燈押し合い」を学習、体験しています。祭り本番の発表はできませんが、真剣に学ぶ子供たちの様子をお伝えします。
岩万燈は貴重な経験
亀田小学校では、地域との関わり合いを深めるため、以前から亀田岩万燈保存会の指導のもと、亀田の伝統芸能である「亀田木遣り唄」をかめだ祭りで披露していました。2年前からは、地域の人の想いもあり、子どもたちが地域へ貢献するために、亀田西小学校も取り組んでいた岩万燈の押し合いの取り組みを始めました。
ひとつのことにみんなで協力して成し遂げることや、保存会の人たちをはじめ、地域のいろいろな大人と関わることは、子どもたちにとって貴重な経験となっていると思います。亀小の子どもたちは木遣りと岩万燈の押し合いを経て、亀田の子になっていくのだなと感じています。
かめだ祭り本番で皆さんに見ていただくことはできないですが、子どもたちには別の発表の場を用意しているので、そこで子どもたちの充実した表情を見るのが楽しみです。
亀田小学校 津野 治彦校長
かめだの郷土愛を醸成
小学校との連携は、15年くらい前に亀田西小学校の総合学習で岩万燈を取り入れたいという要望から、我々も将来の担い手育成になるということでお引き受け致しました。また、亀田小学校でも体験学習が始まったのも、2年前に津野校長の理解を得られたことからです。
子どもたちに岩万燈を教える事を通して、人それぞれ違った亀田木遣りを毎年同じに教えられるように節回しを工夫したり、保存会の活動や後継者育成にもいかせることが、小学校との連携を続けてよかったと感じています。
今年も祭り本番での発表はできませんが、校内での発表や新潟市が主催する「にじいろ音楽祭」にて亀田木遣りを発表する予定です。今までの練習の成果を披露し、たくさんの人を感動させる喜びを感じてほしいです。
将来、亀田を離れることがあってもお祭りの時期にはこの体験を思い出し、時には参加して、亀田祭りを盛り上げてもらえると嬉しいですね。
亀田岩万燈保存会
立川 義浩さん(左)
本間 満さん(右)
みんなを明るくさせたいです
5年生の引き継ぎ式での岩万燈を見て、木遣りリーダーをやろうと決めていました。大きな声で歌うことが大変ですが、頑張って大きな声を出して、おうちの人や地域の人を明るく元気にさせたいです。
亀田小学校 4年 野口 ひまりさん
本番はみんなで楽しみたいです
かめだ祭りでの大岩万燈の押し合いはみたことなかったけど、いろんな人たちを楽しませたくて木遣りリーダーになりました。学校での発表ではいっぱい声を出して、みんなで楽しんで元気にやりたいです。
亀田小学校 4年 山本 一瑳さん