江南区役所だより 第356号(令和4年2月6日) 1ページ
最終更新日:2022年2月6日
令和3年度 江南区男女共同参画地域推進員企画事業
問い合わせ 地域総務課 電話:025-382-4619
「ジェンダー」って言葉知っている?
11月12日、横越小学校で「ジェンダーを知って自分らしく生きる」をテーマにした授業が行われました。この授業は、職業選択を通じてジェンダーを学んでもらおうと区男女共同参画地域推進員が企画したものです。授業を受けたのは同小5年3組の児童30人です。保護者も参観しました。
講師から「「ジェンダー※」という言葉知っている?」と聞かれ、「知らない。」と答える児童がほとんどでした。
なりたい職業?なりたくない職業?
講師による説明の後、なりたい職業・なりたくない職業をジェンダーの視点も入れてグループで話し合いました。
「これって男っぽい仕事かな。」「この仕事は女の人が多く働いているイメージがあるね。」などと話し合っていました。
発表では「人を助ける仕事がしたい。」「看護師になりたい。好きなドラマで医者は全員男性が演じていて女性は一人もいなかった。」「責任や危険があるようなリスクが高い仕事はいや。」「スカートを履きたくないからアイドルにはなりたくない。」などいろんな意見が出ました。
子どもたちは、性別にとらわれず自分の好きなことや現実的な視点で職業を選んでいました。一方で、メディアや生活の中で知らないうちにもジェンダーの影響を受けていることもわかりました。
自分らしくてOKなんだよ
講師からは「今は、どんな職業も性別に関係なく就くことができる。ジェンダーに縛られず自分を信じて。私はこれが好き・こうなりたいという意見をしっかり持ってほしい。自分らしくてOKなんだよ。」ということを学びました。
授業の最後に、自分らしく生きるってどんなことかを書いてもらいました。児童一人ひとりが、それぞれの視点で「ジェンダー」について考えたことがわかりました(紙面上部)。
みなさんもご自身の「自分らしさ」を考えてみてはいかがでしょうか。
※ジェンダー:生物的な性別ではなく、社会的・文化的につくられる性別のこと。例えば、「男らしさ」「女らしさ」「男だから」「女だから」などがそれにあたります。
講師:指田 祐美さん(NPO扉代表)
ジェンダー問題に精通し、ジェンダーについて子どもから大人まで全国で講演されています。
横越地区公民館主催 女性セミナーを開催します。
「踏み出せ!明日へ~どんな時代も顔を上げ、胸を晴(は)って、生きて行け~後に続く者たちへ」
今回講師を務めた指田さんの話が聞けます!
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