バーベキューでは火の取扱いに注意しましょう。

最終更新日:2023年7月11日

本格的な夏を迎えるこれからの時期は、公園やキャンプ場などでバーベキューをされる方も多いのではないでしょうか。安全にバーベキューを楽しむためにも、火の取扱いに注意しましょう。

【着火剤等の不適切な取扱いによる火災】

この時期は全国でバーベキューに起因する火災が多発しています。火力が弱かったり、早く調理したいなどの理由から、火力を強めるためゼリー状の着火剤を継ぎ足したことで、火が付いた着火剤が飛び散り衣服に燃え移る事故や、消毒用アルコールを投入したことで炎が強まり、死傷者が発生した事故も起きています。

【着火剤等の危険性】

ゼリー状の着火剤や消毒用アルコールの主成分であるメタノールやエタノールなどは、揮発性・燃焼性が高いものが多く、着火した際の特徴として、青白い炎であることから晴天時は炎が見えにくいため、安易に近づくと着衣に燃え移る危険性があります。
また揮発性が高く容易に蒸発するため、着火剤等の容器を開けたままにして火気の近くに放置すると、着火剤等から揮発した可燃性蒸気に引火してしまいます。

【バーベキュー時の注意事項】

バーベキューをする場合は火災予防のため以下のことに注意しましょう。

1.ゼリー状の着火剤を使用する場合は必ず取扱説明書をよく読み、適量を使用し、継ぎ足しを行わない。
2.ゼリー状の着火剤を使用後は、容器を閉めて、火気の近くに放置しない。
3.消毒用アルコールは、手首等の消毒以外に使用しない。
4.消毒用アルコールは、火気から離れた場所で使用し、使用後も火気の近くに放置しない。

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