大雪に対する事故防止について

　積雪時には、雪の重みや落雪によってLPガス設備が損傷し、ガス漏れ事故が発生する可能性があります。事故を防止するため、以下の点に注意しましょう。
1．ガス設備に衝撃を与えないよう、注意してください。
2．雪下ろしの際は、隣接する住宅等のガス設備に注意してください。
3．屋根からの落雪があった際は、ガス設備の確認をしてください。
4．使用しているガス設備に、雪害対策がとられていない場合は、LPガス販売事業者に相談してください。
5．ガス設備周りの通路を除雪し、緊急時に容器バルブを閉止できるようにしてください。
6．ガス臭いと感じたら、すぐにLPガス販売事業者へ連絡するとともに、次のことを厳守してください。
・使用中の火気は全部消してください。
・絶対に火気を使用しないでください。
・ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
・ガス漏れ警報器は、常に電源コンセントに接続しておいてください。

　すでに事業者の皆様におかれましては、大雪に対する雪害対策を講じていることと思います。
　検針、容器交換、定期点検調査等の際に供給設備周辺の積雪状況を把握し、積雪や除雪等による供給設備の破損事故等の防止に努めていただきますようお願いいたします。
　また、以下の留意事項についてお伝えします。
【留意事項】
1．業務等により外出される際は、身の安全を第一に行動してください。
2．雪下ろしや除雪時は、複数人で作業し安全を考慮した対策を講じてください。
3．自社設備をはじめ、需要住宅の供給設備等が雪害による被害を受けないよう降雪状況に応じ確認をお願いします。
4．万一、雪害事故の発生を確認した場合は、消防局規制指導課保安係までご連絡をお願いします。

今シーズンの降雪量は平年並みか多いことが予想されていることから、より一層事故防止に努めていただきますようお願いいたします。