災害時の避難について
最終更新日:2023年5月8日
災害の危険が迫ったら迷わず避難しましょう。地震や洪水などの災害が起きた場合に備え、事前の準備や災害時の対応について各家庭で考えておきましょう。
目次
- お住まいの地域の災害リスク・避難場所を把握しましょう。
- 避難情報(警戒レベル)の意味を正しく理解しましょう。
- 安全な場所に留まることも「避難」です。
- 親戚や知人の家等への避難についてもご検討ください。
- 避難行動啓発用チラシ(考えてみよう「命を守る避難行動」)
- マイ・タイムライン(自分で作成する避難行動計画)
1 避難所滞在中の注意点(感染防止対策にご協力をお願いします)
マスクは可能な限り持参・着用してください。マスクのない方はハンカチ・タオル類をご持参ください。また、発熱・咳が続く等の症状がある方のため、避難所内では可能な限り、スペース・トイレ・動線を分けますのでご協力ください。
(1)発熱、咳が続く等の症状がある方、強いだるさ(けんたい感)や息苦しさがある方は避難所運営者に申し出てください。
(2)お互いに一定程度の距離を保ちましょう。
(3)こまめに石鹸で手を洗い、洗っていない手で目・鼻・口などを触らないようにしてください。
(4)咳エチケットを心掛けましょう。マスクのない方は、咳やくしゃみをする時にハンカチなどで口を押さえましょう。
手で口を押さえて咳やくしゃみをした時は、速やかに手を洗いましょう。
(5)避難者同士で協力し合い、窓開けなど定期的な換気をお願いします。
2 平時より災害リスクや避難場所などの確認を(安全な場所は避難所だけではありません)
お住まいの地域の災害リスク・避難場所を把握しましょう。
自分がいる場所の災害リスクや近隣の避難場所について、日頃からハザードマップ等でご確認ください。災害の種類によっては逃げ込めない避難場所もあることから、最寄りの避難場所についてよく把握しておきましょう。
避難情報(警戒レベル)の意味を正しく理解しましょう。
台風・豪雨時に「避難情報のポイント」を確認し避難しましょう。警戒レベル3の「高齢者等避難」で避難に時間のかかる高齢者などは避難、警戒レベル4の「避難指示」で危険な場所から全員避難してください。ただし、安全な場所にいる人は、避難する必要はありません。
令和3年5月20日から避難情報の名称が変更となりました。
避難情報のポイント(内閣府防災ウェブサイトより引用)(PDF:370KB)
安全な場所に留まることも「避難」です。
「避難」とは「難」を「避」けることです。今いる場所が安全なのであれば、そこに留まることも避難です。指定緊急避難場所(避難所)への移動だけが避難ではありません。自宅が洪水の浸水想定区域内であっても、例えば、(1)洪水・土砂災害により家屋が倒壊・崩落してしまう恐れが高い区域の外側である、(2)浸水する深さよりも高いところにいる、(3)浸水しても水がひくまで我慢でき、水・食料などの備えもある、などの場合は例外的に、自宅に留まり安全確保することも可能です。(避難行動判定フローを参照)
親戚や知人の家等への避難についてもご検討ください。
避難先は避難所だけではありません。避難所が過密な状態になることを避けるため、避難所を開設する際は、出来る限り広いスペースを避難者向けに確保するよう努めておりますが、発熱・咳等の症状がない方は、可能な場合は親戚や知人の家等への避難をご検討ください。災害時に避難所に行く必要があるかどうか、避難行動判定フローでご確認ください。
避難行動判定フロー(内閣府防災ウェブサイトより引用)(PDF:329KB)
3 いざというときのために必要品の準備を
非常用持ち出し品
食料・水など必要なものをご持参ください。
避難時に持ち出す最低限のものをリュック等に入れて、すぐに持ち出せる場所に用意しておきましょう。
避難する際の持ち物(例)
リュックに入れるなど、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
マスク(ない人はハンカチやタオル)、消毒液(石けん)、ウエットティッシュ、体温計
上履き(スリッパ)、ごみ袋
水、食料、薬、生活用品
衣類、おむつ
携帯電話、モバイルバッテリー
懐中電灯、携帯ラジオ、電池
身分証明書、お金、通帳、はんこ など
家庭の備蓄品
食品や生活用品など最低3日分(可能であれば1週間分)を備えておきましょう。
詳細についてはこちらから
4 地域や家庭での防災訓練
避難行動啓発用チラシ(考えてみよう「命を守る避難行動」)
豪雨などの災害時に「迷わず避難」できるよう、家族や知人と話し合い、日頃から備えましょう。
マイ・タイムライン(自分で作成する避難行動計画)
水害や土砂災害等に備えて、自分のとるべき行動を整理し、時間経過に沿って避難行動計画を作成してみましょう。
5 津波避難ビル・一時避難場所等に避難する際の注意点
津波などの災害発生時の避難は特に緊急を要することから、津波避難ビルや一時避難場所等では、避難した住民自ら安全を確保する必要があります。(津波避難ビルや一時避難場所等に市職員は参集できません)
津波の場合、まずは速やかに「より高いところ」に避難することが大切であり、身体・生命の安全を確保することが最優先となりますが、「より高いところ」に移動し終えて、その場にいる避難者の安全が確認できた後は、可能な限り、避難者同士の距離を確保するよう努めてください。また、速やかな避難開始に支障がない範囲で、マスク等の着用・持参をお願いします。
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