令和元年度　特定健康診査実施状況

　特定健康診査の対象者は、新潟市国民健康保険に加入している40歳以上の人です。

　この結果は、平成31年4月から令和2年3月に特定健康診査を受診した人の数値です。
　（注意）国への法定報告数とは異なります。

詳細については、冊子「新潟市国民健康保険　特定健康診査結果（令和元年度）」をご覧ください。

新潟市国民健康保険第二期特定健康診査等実施計画の令和元年度目標受診率は51パーセントです。
受診率（実績値）は36.5パーセントでした。（対象者数132,911人、受診者数48,456人）

受診率（実績値）は江南区で最も高く40パーセントを超えていますが、概ね30パーセント台となっています。

男性の受診率は33.3パーセント、女性の受診率は39.3パーセントでした。
すべての年代で、女性の受診率が男性よりも高くなっており、男女とも年代とともに上昇しています。

受診者に占めるメタボリックシンドローム該当者は19.1パーセント、予備群は11.1パーセントであり、およそ3人に一人がメタボリックシンドローム該当者または予備群となっています。

メタボリックシンドローム（該当・予備群）の割合を男女別でみると、女性よりも男性が高くなっています。
男性は60歳代で50.3パーセントと最も高く、男性の健診受診者の半数がメタボリックシンドロームの該当者または予備群となっています。女性は年代とともに割合が増加しています。

特定健康診査の結果、特定保健指導の対象となった人の割合は10.3パーセントでした。
内訳は、積極的支援2.1パーセント、動機づけ支援8.2パーセントでした。

特定保健指導対象者の割合は、男性では40代で最も高く、全体的にみると男性が女性の約3倍となっていました。

項目別では、血圧・脂質・血糖の順で基準値を超える人が多くなっています。

血糖有所見者の割合は、全体では20.8パーセントで前年度より0.2ポイント増加しました。
男女とも、年代が上がるとともに増加しており、50歳代前半から後半にかけて増加のカーブが鋭角になっています。

血圧有所見者の割合は、全体では48.4パーセントでした。40歳代では、男性は女性の2倍程度の有所見率となっていますが、年代とともに性差は縮小していました。

脂質有所見者の割合は、全体で26.1パーセントで昨年度より1.2ポイント増加しています。男性では、40~50歳代で高く、女性では年代とともにゆるやかに増加していました。