令和4年度 特定健康診査実施状況

最終更新日:2024年3月22日

特定健康診査の対象者は、新潟市国民健康保険に加入している40歳以上の人です。

この結果は、令和4年4月から令和5年3月に特定健康診査を受診した人の数値です。
(注意1)国への法定報告数とは異なります。
(注意2)一部算出方法の変更に伴い、各データにて過年度の実施状況より表記等の変更があります。

詳細については、冊子「新潟市国民健康保険 特定健康診査結果(令和4年度)」をご覧ください。

特定健康診査実施状況

1.受診率

新潟市国民健康保険第二期特定健康診査等実施計画の令和4年度目標受診率は55パーセントです。
受診率は30.6パーセントでした。(対象者数145,713人※、受診者数44,543人)
※年度途中資格喪失者、年度途中加入者を含む

(1)区別受診率

受診率は区によって差があり、江南区が高くなっています。

令和4年度 区別受診率 グラフ

令和4年度 区別受診率
北区 東区 中央区 江南区 秋葉区 南区 西区 西蒲区
28.4 28.6 29.7 33.6 32.7 33.2 30.9 31.0

単位:パーセント

(2)性別・年代別受診率

男性の受診率は26.4パーセント、女性の受診率は34.4パーセントでした。
すべての年代で、男性の受診率が低くなっていました。40歳代の受診率は各年代のうち最も低い状況でした。

令和4年度 性別・年代別受診率 グラフ

令和4年度 性別・年代別受診率
区分 40から44歳 45から49歳 50から54歳 55から59歳 60から64歳 65から69歳 70から74歳
男性

10.8

11.9 12.3 13.8 20.4 33.9 39.8
女性 16.2 16.1 16.9 20.9 32.7 41.9 44.9

単位:パーセント

2.メタボリックシンドロームの割合

受診者に占めるメタボリックシンドローム該当者は20.1パーセント、予備群は11.0パーセントでした。
およそ3人に1人がメタボリックシンドローム該当者または予備群となっています。

令和4年度 メタボリックシンドローム該当・予備群の割合 グラフ

メタボリックシンドローム(該当・予備群)の割合を男女別でみると、女性よりも男性が高くなっています。
男性は50歳代から70歳代の各年代で、健診受診者の約半数がメタボリックシンドロームの該当者または予備群となっています。
女性はおよそ5人に1人が該当者または予備群であり、年代とともにその割合が増加しています。

令和4年度 性別・年代別メタボリックシンドロームの割合 グラフ

令和4年度 性別・年代別メタボリックシンドローム(該当・予備群)の割合
区分 全体 40から49歳 50から59歳 60から69歳 70から74歳
男性 49.2 37.6 48.0 51.5 49.5
女性 17.6 8.9 15.2 17.2 19.1

単位:パーセント

3.特定保健指導対象者

特定健康診査の結果、特定保健指導の対象となった人の割合は10パーセントでした。
内訳は、積極的支援2.1パーセント、動機づけ支援7.9パーセントでした。

令和4年度 特定保健指導対象者の割合 グラフ

特定保健指導対象者の割合は、男性では40歳代で最も高く、年代が上がるとともに対象者割合は減少します。
女性は、50歳代前半が最も高く、その後は年代が上がるとともに対象者割合は減少します。

令和4年度 性別年代別 特定保健指導対象者の割合 グラフ

令和4年度 性別・年代別 特定保健指導対象者の割合
区分 全体 40から44歳 45から49歳 50から54歳 55から59歳 60から64歳 65から69歳 70から74歳
男性 15.7 28.7 29.3 26.2 25.9 18.6 15.2 11.9
女性 5.8 8.4 9.1 12.5 8.9 5.9 5.9 4.6

単位:パーセント

4.性別・年齢別有所見者割合

項目別では、血圧・脂質・血糖の順で基準値を超える人が多くなっています。

(1)血糖有所見者の割合

血糖有所見者の割合は、全体では20.9パーセントでした。男女とも年代とともに増加しています。

令和4年度 性別年代別 血糖有所見者の割合 グラフ

令和4年度 性別・年代別 血糖有所見者の割合
区分 全体 40から44歳 45から49歳 50から54歳 55から59歳 60から64歳 65から69歳 70から74歳
男性 27.2 7.1 11.1 14.8 16.2 24.6 28.1 31.5
女性 16.1 3.6 4.3 7.8 9.1 12.6 15.2 19.7

単位:パーセント

(2)血圧有所見者の割合

血圧有所見者の割合は、全体では50.1パーセントで男女とも、2人に1人が血圧の所見があります。40歳代では、男性の方が女性よりも高い割合となっていますが、年代が上がるとともに性差は少なくなっています。

令和4年度 性別年代別 血圧有所見者の割合 グラフ

令和4年度 性別・年代別 血圧有所見者の割合
区分 全体 40から44歳 45から49歳 50から54歳 55から59歳 60から64歳 65から69歳 70から74歳
男性 54.4 30.8 37.2 42.7 50.5 52.8 55.5 57.6
女性 46.8 13.8 19.7 27.1 32.7 37.9 46.0 54.4

単位:パーセント

(3)脂質有所見者の割合

脂質有所見者の割合は、全体で25.2パーセントでした。男性では、50歳代前半が他の年代と比べて高く、その後年代が上がるとともに減少していく一方で、女性では年代とともに増加しています。

令和4年度 性別年代別 特定保健指導対象者の割合 グラフ

令和4年度 性別・年代別 脂質有所見者の割合
区分 全体 40から44歳 45から49歳 50から54歳 55から59歳 60から64歳 65から69歳

70から74歳

男性 32.7 32.5 38.0 41.1 36.3 35.5 34.2 30.5
女性 19.6 9.7 15.0 14.6 19.0 18.8 19.4 20.7

単位:パーセント

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