令和2年度 特定健康診査実施状況

最終更新日:2022年1月20日

 特定健康診査の対象者は、新潟市国民健康保険に加入している40歳以上の人です。

 この結果は、令和2年4月から令和3年3月に特定健康診査を受診した人の数値です。
 (注意)国への法定報告数とは異なります。

詳細については、冊子「新潟市国民健康保険 特定健康診査結果(令和2年度)」をご覧ください。

特定健康診査実施状況

1.受診率(実績値)

新潟市国民健康保険第二期特定健康診査等実施計画の令和2年度目標受診率は52パーセントです。
受診率(実績値)は33.1パーセントでした。(対象者数129,443人、受診者数42,866人)
令和2年4月から5月は新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言を受け、特定健診の実施を一時見合わせました。それにより、受診者数は令和元年度より約5,500人減少しました。

(1)区別受診率(実績値)

江南区が最も高く36.2%、西蒲区が最も低く29.0%となっています。

令和2年度 区別受診率 グラフ

令和2年度 区別受診率
北区 東区 中央区 江南区 秋葉区 南区 西区 西蒲区
31.6 31.3 32.9 36.2 35.6 34.8 34.2 29.0

単位:パーセント

(2)性別・年代別受診率(実績値)

男性の受診率は30.3パーセント、女性の受診率は35.6パーセントでした。
すべての年代で、女性の受診率が男性よりも高くなっており、男女とも年代とともに上昇しています。

令和2年度 性別・年代別受診率 グラフ

令和2年度 性別・年代別受診率
区分

40から44歳

45から49歳

50から54歳

55から59歳

60から64歳

65から69歳

70から75歳

男性 12.6 13.4 15.0 16.8 25.9 36.6 38.0
女性

17.4

14.9

17.8 24.2 34.7 41.1 41.4

単位:パーセント

2.メタボリックシンドロームの割合

受診者に占めるメタボリックシンドローム該当者は20.1パーセント、予備群は11.2パーセントであり、およそ3人に一人がメタボリックシンドローム該当者または予備群となっています。

令和2年度 メタボリックシンドローム該当・予備群の割合 グラフ

メタボリックシンドローム(該当・予備群)の割合を男女別でみると、女性よりも男性が高くなっています。
男性は60歳代で51.3パーセントと最も高く、男性の健診受診者の半数がメタボリックシンドロームの該当者または予備群となっています。女性はおおよそ6人に一人が該当者または予備群であり、年代とともにその割合が増加しています。

令和2年度 性別・年代別メタボリックシンドロームの割合 グラフ

令和2年度 性別・年代別メタボリックシンドローム(該当・予備群)の割合
区分 全体 40から49歳 50から59歳 60から69歳 70から75歳
男性 49.6 39.5

45.9

51.3

50.1
女性

17.6

9.9 14.5 16.7 19.5

単位:パーセント

3.特定保健指導対象者

特定健康診査の結果、特定保健指導の対象となった人の割合は10.0パーセントでした。
内訳は、積極的支援2.0パーセント、動機づけ支援8.0パーセントでした。

令和2年度 特定保健指導対象者の割合 グラフ

特定保健指導対象者の割合は、男性では40代で最も高く、年代が上がるとともに対象者割合は減少します。
女性は、40歳代後半が最も高くなっていますが、年代による大きな差はみられません。
また、男性が女性の約3倍となっています。

令和2年度 性別年代別 特定保健指導対象者の割合 グラフ

令和2年度 性別・年代別 特定保健指導対象者の割合
区分 全体 40から44歳 45から49歳 50から54歳 55から59歳 60から64歳 65から69歳 70から74歳
男性 15.6 33.5 31.0 29.2 21.6 18.8 15.0 12.2
女性 5.8 7.9 10.7 9.9 7.9 6.7 5.6 4.9

単位:パーセント

4.性別・年齢別有所見者割合

項目別では、血圧・脂質・血糖の順で基準値を超える人が多くなっています。

(1)血糖有所見者の割合

血糖有所見者の割合は、全体では21.0パーセントで前年度より0.2ポイント増加しました。
男女とも、年代が上がるとともに増加しています。

令和2年度 性別年代別 血糖有所見者の割合 グラフ

令和2年度 性別・年代別 血糖有所見者の割合
区分 全体  40から44歳 45から49歳 50から54歳 55から59歳 60から64歳 65から69歳 70から75歳
男性 27.1 6.7 13.0 15.8 21.3 26.3 27.5 30.1
女性  16.3 4.2 4.4 7.3 9.2 12.3 15.9 19.8

単位:パーセント

(2)血圧有所見者の割合

血圧有所見者の割合は、全体では52.7パーセントで男女とも、2人に一人が血圧の所見があります。
40歳代では、男性は女性の2倍以上となっていますが、年代が上がるとともに性差は縮小しています。

令和2年度 性別年代別 血圧有所見者の割合 グラフ

令和元年度 性別・年代別 血圧有所見者の割合
区分 全体 40から44歳 45から49歳 50から54歳 55から59歳 60から64歳 65から69歳 70から75歳
男性 56.8 36.1 40.7 46.9

50.8

57.1 57.9 59.3
女性 49.6 14.4 21.9 32.5 34.7 41.2 50.1 56.5

単位:パーセント

(3)脂質有所見者の割合

脂質有所見者の割合は、全体で26.3パーセントで昨年度より0.2ポイント増加しています。
男性は、年代とともに緩やかに減少、一方、女性は年代とともに緩やかに増加しています。

令和2年度 性別年代別 脂質有所見者の割合 グラフ

令和2年度 性別・年代別 脂質有所見者の割合
区分  全体 40から44歳 45から49歳 50から54歳 55から59歳 60から64歳 65から69歳 70から75歳
男性 34.0 38.6 41.5 36.8 36.9 37.2 35.9 31.3
女性 20.6 12.6 14.4 15.9 19.5 19.9 20.7 21.8

単位:パーセント

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