特定外来生物セアカゴケグモにご注意ください

最終更新日:2024年9月17日

セアカゴケグモとは

セアカゴケグモは、もともと国内には生息していなかったクモです。
攻撃性のあるクモではありませんが、種類によっては毒を持ち、触ると咬まれることがあります。咬まれた直後は、軽い痛みを感じる程度ですが、次第に痛みが増加し、腹痛、胸痛が起こることがあります。頻度はまれですが、重症になると、嘔吐、発熱、高血圧、頻脈などの神経毒による全身症状が現れることがあります。

万が一、咬まれてしまった場合には、自分で判断せず、速やかに医療機関を受診してください。

咬んだクモの種類が分かるように、虫体(死がい)がある場合は、医療機関に持参してください。

特徴

セアカゴケグモは、メスのみ人体に影響のある毒性を持っています。
メスの体長は、10mm程度。全体が黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦条がある。
オスの体長は、5mm程度。腹部背面は灰白色で中央に縁取りのある白い斑紋があり、その両側に黒紋が2列に並ぶ。

生息場所

日当たりが良く、地面のある広い場所であれば、コンクリート建造物や器物のあらゆる窪みや穴、裏側、隙間、管渠、アングル部分に営巣が可能。

発見した場合は

セアカゴケグモは、外来生物法の「特定外来生物」に指定されており、生きたままの保管や運搬等をすることが禁止されています。
見つけたら、素手で捕まえたり触ったりせず、ただちに駆除するようにしてください。

  • 市販の殺虫剤で駆除
  • 熱湯をかける
  • 靴で踏みつぶす(素手で触れることは危険です)

セアカゴケグモを発見した場合は、環境政策課又は各区区民生活課(中央区は窓口サービス課)までご連絡ください。

参考(外部リンク)

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