新潟の院展作家たち
最終更新日:2021年1月26日
平成29年2月4日(土曜)~3月20日(月曜・祝日)
※月曜休館(ただし3月6日、20日は開館)
小林古径ら、新潟ゆかりの院展作家34名の日本画96点を展示。
小林古径 《牡丹(絶筆)》 1956年頃 小林古径記念美術館蔵
日本美術院は、1898(明治31)年岡倉天心を中心に、橋本雅邦、横山大観、菱田春草らによって在野の美術団体として創設されました。1913 (大正2)年に天心が死去すると、翌1914(大正3)年に横山大観、下村観山らによって再興日本美術院が結成されました。現在、日本美術院の展覧会は「院展」と呼ばれ、秋には「再興院展」、春には「春の院展」が開催されています。院展では、安田靫彦、小林古径、前田青邨、速水御舟、奥村土牛、片岡球子、平山郁夫などの個性的な近代日本画家が数多く活躍しました。
新潟にゆかりを持つ日本画家の中にも、日本美術院を活躍の場としてきた作家が多くいます。本展では、「新潟の院展作家たち」に焦点をあて、秋の「院展」や「春の院展」の出品作を中心にご紹介します。同人で文化勲章を受章した小林古径をはじめ、小島丹漾、伊藤髟耳、大矢紀、齋藤満栄、招待の番場三雄など、日本画、そして新潟県の文化の発展に貢献する新潟の院展作家34名の作品96点をご高覧ください。
会期 | 平成29年2月4日(土曜)~3月20日(月曜・祝日) |
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休館日 | 月曜日(ただし3月6日、20日は開館) |
開館時間 | 午前10時から午後5時まで(観覧券販売は午後4時30分まで) |
観覧料 | 当日券 |
主催 | 新潟市新津美術館 |
共催 | 新潟日報社 |
後援 | 日本美術院、朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、読売新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、NHK新潟放送局、BSN新潟放送、NST、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、NCV新潟センター、エフエムラジオ新潟、FM PORT79.0、FM KENTO、ラジオチャット・エフエム新津、エフエム角田山ぽかぽかラジオ |
あいてマンデ~! | 月曜でも開館します。3月6日、20日(月曜)は「あいてマンデ~!」で開館します。 |
こどもタイム | 会場に音楽が流れます。親子で会話を楽しみながらご鑑賞ください。 |
託児サービス | 対象:生後6ヶ月から就学前のお子様 |
本展の見どころ
同人
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1.小林古径 《大仏殿》 1943年 紙本彩色 小林古径記念美術館蔵
2.小林古径 《丘》 1951年 紙本彩色 小林古径記念美術館蔵
3.小島丹漾 《昼(漁港)》 1974年 紙本彩色 新潟市新津美術館蔵
4.伊藤髟耳 《春ふたたび》 2011年 紙本彩色 個人蔵
5.大矢紀 《北岬》 1976年 紙本彩色 新潟県立近代美術館・万代島美術館蔵
6.齋藤満栄 《音》 2010年 紙本彩色 新潟市北区郷土博物館蔵
招待、特待
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7.番場三雄 《越えて》 2006年 紙本彩色 個人蔵
8.長井亮之 《春の朱鷺》 1985年 紙本彩色 白根カルチャーセンター蔵
9.大矢十四彦 《明けゆく》 2001年 紙本彩色 新潟県立近代美術館・万代島美術館蔵
10.穂苅春雄 《ランデーコタルの老人》 1999年 紙本彩色 個人蔵
11.浦上義昭 《停車場(STATION)2》 2011年 紙本彩色 個人蔵
関連事業
新潟の院展作家による対談
講師 穂苅春雄、浦上義昭
日時 平成29年3月12日(日曜) 午後1時30分~午後3時
会場 新潟市新津美術館 レクチャールーム
定員 60名(当日先着順、申込不要)
参加費 無料(ただし展覧会の当日観覧券が必要です)
※託児あり(事前申し込みが必要です)
作品解説会
日時 平成29年2月18日(土曜) 午前11時~正午、平成29年3月5日(日曜) 午前11時~正午
会場 新潟市新津美術館 展示室
講師 当館館長
※託児あり(事前申し込みが必要です)
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