このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動

  1. 現在のページ
  2. トップページ
  3. 新津美術館
  4. 展覧会
  5. 2023年度展覧会
  6. 佐川美術館コレクション 平山郁夫が描く 世界遺産展

本文ここから

佐川美術館コレクション 平山郁夫が描く 世界遺産展

最終更新日:2024年3月25日

会期 令和5年4月15日(土曜)~6月18日(日曜)

※月曜休館(4月24日、5月1日、6月12日は開館)

佐川美術館コレクション 平山郁夫が描く 世界遺産展

 日本画壇を代表する画家、平山郁夫(1930-2009)。平和への祈りを込め、仏教伝来やシルクロードを生涯のテーマとして創作活動にあたりました。貴重な歴史遺産が戦乱などによって破壊されていく現実に心を痛め、世界各地の文化財保護に心血を注いできたことでも知られています。各地の文化遺産を視察や調査で訪れた際に取材し、制作した作品からは、その土地の文化に向けた画家のまなざしを感じることができます。
 本展では佐川美術館(滋賀県守山市)が所蔵する平山作品から、世界各地の文化遺産を描いた74点をご紹介します。また、世界遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」についての展示も併設します。
 日本で初めて世界遺産が登録されてから、約30年。かつて平山が訪れた場所の多くが、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ「世界遺産」として登録されるに至ります。描かれた作品から画家自身の想いと文化財保護への願いを、また県内にある文化遺産の現在(いま)をご覧いただきます。

展覧会の概要
会期

令和5年4月15日(土曜)から6月18日(日曜)

休館日

月曜日(4月24日、5月1日、6月12日は開館)

開館時間

午前10時から午後5時(観覧券販売は午後4時30分まで)

観覧料

当日券 一般1,000(800)円 大学・高校生800(600)円 中学生以下無料
※大学・高校生料金は学生証をご提示ください
※( )内表記は団体料金
※障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料(手帳をご提示ください)
※障がい者、教育・保育活動などの観覧料の免除について
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。駒形十吉記念美術館(外部サイト)の観覧券をお持ちの方は団体料金*
※2度目はオトク!リピーター割引(本展チケット半券の提示で、本展2度目の観覧が団体料金でご覧いただけます)*
※2館見るとオトク!あっちも割(外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。新潟市美術館(外部サイト)の企画展観覧券を持参の方は2割引)*
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。新潟県立植物園(外部サイト)および外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。新潟市新津鉄道資料館(外部サイト)の入館券を持参の方は2割引*
*1枚につき1回限り1年間有効

前売券

前売券 一般800円(一般のみ)
3月10日(金曜)から4月14日(金曜)まで下記の取扱所で販売します。
電子チケット(前売券のみ)/外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。専用サイト(外部サイト)でご購入いただいたチケット画面を当日受付にてご提示いただきます。
前売券取扱所
セブン-イレブン(セブンコード:099-704)、ローソン(Lコード:33605)、新潟伊勢丹、インフォメーションセンターえん(メディアシップ1F)、シネ・ウインド、新潟市美術館、新潟市新津美術館

主催 新潟市新津美術館、NST新潟総合テレビ
共催 新潟日報社
後援 新潟県、佐渡市
協賛 セコム上信越株式会社、日佑電子株式会社
特別協力 佐川美術館(公益財団法人SGH文化スポーツ振興財団)
企画協力 ステップ・イースト
月曜開館  

4月24日(月曜)、5月1日(月曜)、6月12日(月曜)です。

こどもタイム   

親子で会話を楽しみながら鑑賞できます。
日時:会期中の第1・第3の木曜日 午前10時から午後1時(4月20日、5月4日・18日、6月1日・15日)

託児サービス(無料)

鑑賞のための託児サービス
会期中の第2・第4の木曜・土曜
午前10時から正午
対象:生後6ヶ月から就学前のお子様
定員:3名程度
申込み:利用日の3日前までに新津美術館に電話(0250-25-1300)でお申込みください。

展覧会の見どころ

本展は、日々の変化が目まぐるしい今日こそ、
平山の創作への想いや文化財保護の大切さなど、
時を経ても変わらないものをじっくりとご覧いただける機会です。

平山郁夫作品を4章立てでご紹介

第1章 アンコール遺跡
 アンコール遺跡群は、カンボジア北西部を中心に9~15世紀に繁栄したアンコール朝の首都であり、世界で最大規模の古代都市址のひとつとされています。
 1992年に世界文化遺産に登録されるとともに危機遺産(紛争や災害、開発等の危機に晒されている世界遺産)にも登録。フランス、日本を含め海外の調査団がカンボジア政府と協力し、懸命な修復活動を行った結果、2004年に危機遺産から解除され現在に至ります。
 1991年当時、ユネスコ親善大使を務めていた平山は第1回アンコール遺跡学術調査団の団長としてカンボジアを訪れ、遺跡の調査や取材の際に多くのスケッチを描き、遺跡の現状を記録しました。

第2章 南京城壁
 「文化財赤十字構想」を提唱し、世界中の危機に瀕した文化遺産の保護活動に尽力した平山。ここでは「南京城壁保存修復協力事業」を推進する際に描いた《南京城壁シリーズ》をご覧いただきます。
 明朝の太祖・朱元璋が1366年から20年の歳月をかけて築き上げた南京城は、世界最大級のレンガの城です。現存する21kmの城壁は、経年劣化により荒廃の危機に瀕しています。
 1995年、日中友好協会会長を務めていた平山は、城壁の保存修復を謳い、展覧会を開催するなど、城壁の保存を広く世に訴えました。

第3章 比叡山延暦寺
 788年に伝教大師・最澄が草庵を結んだことから、日本における仏教の中心地になった比叡山延暦寺(滋賀県大津市)。平山は1996年と1998年にスケッチ取材で現地を訪れています。
 延暦寺は、1994年に京都府京都市から滋賀県大津市に渡る「古都京都の文化財」の構成資産のひとつとして世界遺産に登録されました。ここでは院展に出品した大作《木の間の釈迦堂 比叡山延暦寺》をはじめとした作品群をご紹介します。

第4章 世界遺産を巡る
 仏教伝来やシルクロードを主要なテーマに、平和を希求する創作活動にあたった平山。世界各地の貴重な文化財が人為的な破壊によって失われようとしている現実に心を痛め、文化財の保護を呼びかけながら、日本文化の源流を求めて旅を続けました。
 旅先で出会い、平山の心を捉えた多様な世界遺産の姿をご覧いただきます。

世界遺産とは
 UNESCO(ユネスコ、国際連合教育科学文化機関)総会で1972年に採択された「世界の文化遺産及び自然遺産保護に関する条約」(通称:世界遺産条約)に基づき、世界遺産リストに登録された文化財や景観、自然など人類が共有すべき「顕著な普遍的」価値をもった物件です。
 未来の世代に引き継いでいくべき宝物として、“人類共通の遺産”とも言われます。
 1993年に日本ではじめて世界遺産が登録されてから約30年。現在、日本の世界遺産の数は25件(文化遺産20件、自然遺産が5件)になりました。

平山郁夫について

 1930年広島県瀬戸田町(現・尾道市瀬戸田町)に生まれる。
 東京美術学校(現・東京藝術大学)で前田青邨に師事して日本画を学び、日本美術院(院展)を舞台に活躍。同大学の学長を二度務め、2005年の退官まで後進の指導にあたった。
 広島での被爆体験とその後遺症に対峙しながらも旺盛な制作活動を行い、日本の風物はじめ、日本文化の源流を求めた「仏教伝来」を題材にした作品を発表する。「文化財赤十字構想」を提唱するなどの、人類共通の宝である文化遺産保護への積極的な取り組みは、国内外から高い評価を受けた。
 1998年に文化勲章を受章。ユネスコ親善大使・世界遺産担当特別顧問、東京国立博物館特任館長などを務めた。2009年12月、79歳で逝去。

世界遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」を特別展示で紹介

 「佐渡島(さど)の金山」の歴史や魅力について、特別展示でご紹介します。
 新潟県と佐渡市は共同で「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録に向けた調査研究を行う一方、構成資産の保全や来訪者受け入れのために様々な取り組みを進めています。世界遺産の登録には遺産を有する県や市をはじめ、関係各所の協力が重要です。
 「佐渡島の金山」の歴史的意義やその魅力とは。佐渡島の文化遺産についてわかりやすくご紹介するほか、佐渡ゆかりの作品・資料も展示します。

関連事業

※新型コロナウイルス感染拡大防止へのご協力をお願いします。

ミニレクチャー 世界遺産を目指す「佐渡島(さど)の金山」

講師 新潟県 世界遺産登録推進室 職員
日時 4月15日(土曜)、5月13日(土曜)、6月3日(土曜) 午後2時から(各回30分程度)
※各回とも同じ内容です
会場 新津美術館 レクチャールーム
定員 50名
※事前申込不要、聴講無料

解説会

展覧会担当学芸員が、展示の見どころを紹介します。
日時 4月29日(土曜・祝日)、5月27日(土曜) 午後2時から(各回30分程度)
会場 新津美術館 展示室
定員 30名
※事前申込不要 ※当日の観覧券が必要です

平山郁夫作品をより楽しみたい皆様へ

駒形十吉記念美術館で開催される展覧会でも、平山郁夫の作品をお楽しみいただけます。
「NST開局55周年記念 駒形コレクションで巡る世界遺産」
4月1日(土曜)~6月25日(日曜)
※新津美術館の「佐川美術館コレクション 平山郁夫が描く 世界遺産展」のチケット版権をご提示いただくと、駒形十吉記念美術館の観覧料が100円割引になります(6月25日まで)。

地域の遺産を楽しむ ~美術館周辺にある史跡のご案内~

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC

このページの作成担当

文化スポーツ部 新津美術館

〒956-0846 新潟市秋葉区蒲ヶ沢109番地1
電話:0250-25-1300 FAX:0250-25-1303

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

新津美術館
新潟市秋葉区蒲ヶ沢109番地1
電話:0250-25-1300

新着情報

カフェ、ショップ、通信販売

授業でご利用の方へ(教育、保育活動など)

障がいのある方へ

家族で楽しむために(無料託児サービスなど)

周辺の施設

お知らせ一覧

よくある質問

新津美術館公式ソーシャルメディア

新規ウィンドウで開きます。新潟市美術館(外部サイト)

サブナビゲーションここまで


以下フッターです。

新津美術館 NIITSU ART MUSEUM 新潟市新津美術館

〒956-0846 新潟県新潟市秋葉区蒲ヶ沢109番地1 電話:0250-25-1300 FAX:0250-25-1303 MAIL:museum.ni@city.niigata.lg.jp
開館時間 午前10時から午後5時(観覧券販売は午後4時半まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し翌日休館)、展覧会準備期間、年末年始 ※月曜日開館日もあり
© 2017 Niitsu Art Museum.
フッターここまでこのページのトップに戻る