日本雪工学会2021年度学会賞の『技術賞』を受賞
最終更新日:2022年6月21日
国の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)にて実施した、(株)興和・積水化学工業(株)・新潟市共同研究体の『ヒートポンプレスで低LCCと高COPを実現する下水熱融雪システムに関する研究』が日本雪工学会2021年度学会賞の『技術賞』を受賞しましたのでお知らせします。
日本雪工学会賞(学術賞、学術奨励賞、技術賞、功労賞)について
日本雪工学会にて、毎年、雪工学に関する学術、技術の発展に著しい貢献をなした個人や団体を表彰しています。
技術賞は、雪国に住む人々に役立つ技術開発を行ったり、雪対策事業や積雪寒冷環境を媒体とした町おこしなどの優れた事業成果をあげた学会員や事業体並びに自治体に授与されます。
技術の概要
車道融雪の放熱部や下水熱の採熱部に高熱性能の材料を用いることで、下水熱の効率的な利用が可能となり、さらに採熱設備の設置方法や熱源水の循環方法の工夫を重ねることで、従来技術のボイラ方式や電熱方式では達成困難であった低いライフサイクルコストと高いCOPを達成することができました。
位置図
融雪範囲(車道交差点部)
採熱管設置状況
循環ポンプ・制御盤・各種センサ
融雪状況
関連リンク
下水道革新技術実証事業(B-DASHプロジェクト)(外部サイト)
ヒートポンプレスで低LCCと高COPを実現する下水熱融雪システム導入ガイドライン(案)(外部サイト)
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